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CATEGORY 02HUMAN
一人ひとりのこだわり
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自分が開発した建物に人が住み、
生活を送り人生を歩んでいく。
その重責をきちんと果たしていきたい

  • DAISUKE CHIGUSA千種 大介
    住宅事業本部 開発推進部
    2000年入社。法学部 法律学科卒。住宅事業本部 開発部に配属され、分譲マンションの開発に携わる。上司の異動も重なり、入社2年目からプロジェクトの責任者的立場で仕事をこなしたのち、2003年4月に北海道支店に異動。2007年4月、再び同開発部へと戻り、分譲マンションと戸建、双方の開発および販売推進を担い、2014年7月からは関西支店に勤務。2019年より、住宅事業部 開発第二部に所属。

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

やっと、分かりあえた。共同事業者とともに上げた祝杯

ー 分譲マンションと戸建てと、両方の開発に携わってこられたとのことですが、 仕事の楽しさというのは違うものですか。

そうですね。マンションは建物が大きく、戸数という意味でも規模感があるので、与えるインパクトが大きい。しかも全住戸の開発を一気に行うので、言葉は悪いですが一発勝負の醍醐味がありますよね。商品企画もプラン検討も販売価格設定も自分なりに検討を重ね、約2年という工期とそれなりの予算をつぎ込んだうえで、お客様に問うという。一方、戸建てについては、うちの会社は宅地を造成したあと、全部の宅地を一気に販売するのではなく、時期をずらして供給することも少なくないので、一発勝負のモノづくりをしているというよりは、お客様の反応を見ながら、企画を修正したりということも可能なんです。それと、少なくとも10戸以上をまとめて手がけていくことが多いので、建物に統一感をもたせたり、植栽を設けたりと、面開発を感じる部分があって、街づくりをやっているという感じがしますよね。

ー とくに印象に残っている物件はありますか。

強いて言うなら、札幌時代に手がけたタワーマンションでしょうか。ある駅前再開発事業の住宅棟の事業者として参加したんですけど、ゼネコンさんとの工事費が合わず、うちは幹事会社だったこともあり、打ち合わせの場で共同事業者から厳しい意見をいただいて...。打ち合わせの後、しばらくしてから、そのときの担当者からメールがきたのですが、厳しく言い過ぎたことを気にしていることが記されていました。お互いプロジェクトマネージャーという立場で相対していましたから、会社を代表して、言いたくないことも言わなければならないことは皆同じなんだなということがわかって、「自分もいっぱしの社会人になったなあ」って(笑)。紆余曲折あった物件でしたけど、結果的には大成功で、ひと段落ついたとき、先方の札幌支店にみんな集まり、「やっと飲めるようになった!」って言いながら祝杯を上げたときは、ようやく分かり合えた気がして嬉しかったですね、ほんと。

そこにいいものが建っているなら、
自分は主役じゃなくたっていい

ー プロジェクトマネージャーとして仕事をするうえで、大切にしていることはどんなことですか。

自分にはアイデアマンみたいな要素があまりないんですね。どっちかというと業務を正確にこなす、みたいな方が自分の気質に合っていて、少し幅を広げて俯瞰するということが自分の特徴のような気がしています。そういう意味では、各分野のエキスパートたちが言うことをしっかりと聞いて、彼らが輝く舞台をいかに提供できるかが大切かなって。そうすると、自分に残された仕事はクレーム対応だけみたいなこともあって(笑)。予算が合わない、工期が合わない、工事車両の件で近隣の方々から苦情がきている...。そういったことをきれいに掃除していくと。盛大なお祭りの後のお掃除屋さんみたいなね(笑)。でも、振り返ってそこにいいものが建っているなら、僕、いくらだって掃除しますよ。

ー プロジェクトマネージャーとしての矜持に触れた気がします。

僕らの仕事は、そういう仕事だと思うんです。限られた土地のなかで、設計会社さんがプロの知見で図面に起こしてくれる。自分にできることは、それをお客様目線で確認すること。販売会社さんが売りとして伝えられる要素がきちんと盛り込まれているかと。同じように建設会社さんとは、工事費をきちんとグリップする。設計図が上がり、積算を出し、予算が合わなければ、どうすれば合わせられるか、建設会社さんの知見をもとに判断する。販売においてはモデルルームが重要で、販売会社さんの意見を参考にしながら皆でイメージを膨らませ、ビルダーさん、モデルコーディネーターさんにそれを伝え、具現化してもらう。どれひとつとっても、自分ひとりでできることはない。だからこそ、クレーム対応やトラブル対応くらいは、自分できちんと誠意をもって取り組みたい、と。

「そろそろ自分も、ここらでひとつ」。
今、やってやろうという気持ちになっている

ー キャリア15年。今、どんな景色が見えていますか。

昔の上司に、ときどき言われてたんです。「プロジェクトマネージャーとして、現場を自分でやれるっていう感覚で仕事できる時間は、意外と短いんだぞ」って。現場を任されている中で、どちらかというと自分は裏方に徹すればいいと思っていましたが、経験を積み、周りがいろいろと見えてきているなかで、同年代の仲間たちが会社の看板プロジェクトを手がける姿を目にすると、「そろそろ自分も、ここらでひとつ」っていう気持ちにはなっています。

ー なんだか、ワクワクするような話じゃないですか。

仕事って面白いもので、そういう気持ちになると、そういう機会が舞い込んでくるんですね。実は今、開発推進中の「堺駅前Ⅱ」を担当しています。日本製鉄があって堺製鉄所があってと、会社としても思い入れの強い地で、世間からもそれなりに注目されている開発なんです。積み上げてきた経験、知見、感覚をもとに、まさに自分のハラに落とすという局面にいます。つながって、ハラに落ちて、「あ、これならイケるかも」と思うと、「やっぱ難しいか」という繰り返し。なかなか消化しきれない。そんなときは決まって、考えるんです。「自分が開発した建物に人が住み、そこで生活をし、人生を送る。これってスゴイことなんだぞ」って。その重責をきちんと果たした先に、自分の足跡がちょっとでも残せたらいいなって思ってます。

  • 30分単位で週の予定が刻める手帳です。大きな仕事のイメージがありますが、スケジュールと収益の管理にはじまり、定例会議の運営、リスクの前さばき、関係各社との調整、技術部門との連携、会議資料の作成など、私たちの仕事は細かい業務の積み上げなので。
  • 初めての関西暮らしということもあり、京都に足を運んでは神社仏閣を回っています。大阪から30分圏内と、とても近いのに驚きました。それと単身赴任中なので、まめに料理をするようになりましたね。飲み会がないときは、自宅でノンビリひとり飲みです。
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