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これからの街づくり
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【赤坂・虎ノ門エリア開発】
赤坂・虎ノ門100年会議

それぞれの部署で赤坂・虎ノ門エリアに関わるメンバー4人が、『赤坂インターシティAIR』内の「赤坂インターシティコンファレンス」に集結。赤坂・虎ノ門という街の過去、現在、そして未来について、本音で語り合いました。

  • YASUTAKA SUGIYAMA杉山 康隆
    賃貸事業本部 賃貸営業第二部 グループリーダー
    2002年入社。理工学研究科建築学専攻修了。約7年間、分譲マンションの開発を担当後、オフィスビルのPMに従事。2012年3月より『赤坂インターシティAIR』の開発を担当し、現在は同物件のPMを担う。
  • KAORU WATANABE渡邊 郁
    事業開発本部 事業開発第一部 マネージャー
    2010年入社。自然科学研究科環境共生科学専攻修了。オフィスビルのPM、リーシングを経て、2014年9月より現部署に配属。『オークラ プレステージタワー』の開発を担う。
  • SATOSHI YOKOYAMA横山 聡
    賃貸事業本部 賃貸事業企画部 シェアオフィスグループ グループリーダー
    2002年入社。社会工学類都市計画専攻修了。約7年間、オフィスビルのPMに従事し た後、2009年から現部署。2014年5月より『赤坂インターシティAIR』を担当、現在は『オークラ プレステージタワー』のリーシングを担う。
  • AIKO TANIGAWA谷川 藍子
    賃貸事業本部 賃貸営業第三部
    2007年入社。経済学部産業経済学科卒。経理や秘書などを経て、2015年より『ホーマット』のPM、リーシングに従事。2017年7月より『赤坂AIRレジデンス』のリーシン グを担当。

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

『赤坂インターシティAIR』の竣工を迎えて感じたこと

  • 渡邊渡邊
    立派なビルが建って「すごいなあ」って思いました、自社の事業なんですけど(笑)。それというのも私、入社してからの3年間は営業部でオフィスビルのPMを担当していて、指導をしてくれていた先輩について回っていたのが、この『赤坂インターシティAIR』が建つ前にあった第16興和ビルだったんです。なので業務の合間に、古いビルの地下にある薄暗い管理室に立ち寄っては、みんなでコーヒーを飲みながらひと息ついていたっていうのが、新人時代の思い出でして(笑)。
  • 横山横山
    その業務は、僕もビル事業本部に配属された新人時代に経験したよ。自社ビルの管理をまず勉強するということで、よくこのあたりを回りました。地方の大学出身ということもあって、東京でやっていけるのかという不安と、古ぼけたビルが立ち並ぶ光景が妙にシンクロしてしまい、しばらくは本当に心もとなかった。老朽化が原因で「空調が効かないよ」なんて連絡を受けると、不安な気持ちを抱えつつ急いでお客様のもとに出向き謝ると、「なんだ新人か。じゃあ許してやる!」なんて言われたりして(笑)。今思えば、そうした励ましのような言葉をたくさんもらいながら、業務に慣れていった気がします。
  • 杉山杉山
    なんだ、皆いい思い出になっているじゃない(笑)。自身が赤坂に関わるようになったのは、『赤坂インターシティAIR』の開発がきっかけなので、赤坂への思い入れが強くなっていくのもこの頃からだけど、たしか内定式のときに、隣の『赤坂インターシティ』の建設現場に行かなかった?
  • 谷川谷川
    へえ、そうなんですね。私が入社したときはすでに、『赤坂インターシティ』は竣工していました。
  • 杉山杉山
    そうか、竣工は2005年だからね。横山くんが言うように古いビルばかりだったけど、港区のど真んなかの一等地に、これだけのビルを持っているというのはすごいことなんじゃないかと。現場に行ったとき思ったんです。
  • 渡邊渡邊
    そうですよね。私が当時担当していたビルも複数ありましたし、周辺にはホーマットもありますから。ね、谷川さん?
  • 谷川谷川
    そうそう。『ホテルオークラ東京別館』の前の通りなんてもう、「ホーマット通り」と言ってもいいくらい。
  • 杉山杉山
    それだけに自社所有の土地を活用したら、『赤坂インターシティ』と同規模のビルをもう一つは建てられると漠然と思ってはいたんだけど、まさか『赤坂インターシティAIR』がここまでの規模になるとは思わなかった。そもそもこれほどまでに街が変わるとは予想もできませんでした。
  • 横山横山
    実はこの間、仕事帰りに職場の仲間たちと緑地のお店のテラス席でビールを飲んでいたら、テーブルにカマキリが飛んできたんです。そこにいたのは昔の街の様子を知っているメンバーばかりだったものだから、あの古いビル群が、こんなにも自然を感じられるような場所になるなんてと、もうみんな感慨にひたってしまって(笑)。
  • 谷川谷川
    でも本当にあの緑地・緑道は、素敵な空間になりましたよね。

『赤坂インターシティAIR』の反響について

  • 谷川谷川
    『赤坂インターシティAIR』について言えば『赤坂AIRレジデンス』として52戸の住宅が設けられていますが、高級物件ということもあり、お見えになるお客様は富裕層の方ばかり。こうした方々は高級物件を見慣れていますから、おいそれとは驚かないのですが、本物件に関しては天井高が高いから例外なく「うわー!」って歓声を上げられるので、私も案内していてうれしくなってしまって(笑)。空間として、かなり贅沢な造りですものね?
  • 杉山杉山
    全戸南東向きで、居室の天井高は通常2.9m、高いところでは3.6mもあるからね。窓も床から天井までのフルハイトだし、奥行き約2mのバルコニーもウッドデッキ敷きで、窓から緑地・緑道が見られるあたり、他にはない希少性が高い住宅だと思う。
  • 谷川谷川
    それに地下鉄に直結しているうえ、ビルの機能として備える商業施設や医療施設、託児施設などを日常的に利用できることから、利便性についても高く評価いただいています。お引き渡しの際には皆さまから「ここにして良かった」と言っていただけたことは、仕事のやり甲斐にもつながっています。
  • 杉山杉山
    実は全20世帯の地権者の皆さまもお住まいです。その方々のご要望に合わせたフリープラン形式で住宅をつくったわけですが、喜ぶ声を直接聞けたのはうれしかったよね。とくにご自分の住居もさることながら、再開発について、「いい建物を開発してくれてありがとう」「杉山さんたちのおかげだよ」と言ってもらえたことは、開発担当冥利に尽きました。
  • 渡邊渡邊
    私は竣工式の内覧会で、プロジェクトを一緒に進めているホテルオークラ、大成建設の方々をご案内したんですけど、「すごくいいビルですね」って、皆さんから一様に言ってもらえて『赤坂インターシティAIR』の上層階からは『オークラ プレステージタワー』の開発現場がよく見えるのですが、周辺で進むさまざまな開発のなか、現場で鉄骨が立ち上がっている様子を見て、2019年に竣工する姿を思い浮かべました。一緒に頑張りましょうという決意を新たに、仕事のモチベーションが一層高まったことをよく覚えています。
  • 横山横山
    たしかにこのビルは、谷川さんや杉山さんの話にあったように住宅部分をはじめ、オフィス部分もかなりゆとりをもった設計になっているから、ホテルオークラ東京本館の建替えに期待する気持ちも分かるよね。
  • 渡邊渡邊
    はい。だから私もその期待に応えられるよう、全力で取り組んでいます。

赤坂・虎ノ門エリアの再開発における可能性について

  • 横山横山
    『赤坂インターシティAIR』のオフィスフロアは32フロアあり、総貸床面積は約25,000坪となっています。ワンフロア約780坪の大規模オフィスとなりますから、入居できる企業も、実は必然的に限られてしまいます。営業は大企業が中心となるため、リーシング担当としては正直、商談前にアポイントが取れるかどうかとても不安でした。ところが実際にお電話をしてみると「ああ、赤坂で再開発を進めている日鉄興和さんですね」って言われることが多くて。結果、600社近くのお客様とコンタクトが取れたんです。これはもう当の本人も驚きで、赤坂の再開発の注目度、そして当社の認知度や期待度が、格段に高まっているのを感じています。
  • 杉山杉山
    『赤坂インターシティAIR』では施設全体のプロモーションやリーシングにおいて、営業部門と開発部門とが早い段階から連携を密に取り、訴求ポイントを明確にして顧客の声に耳を傾けながら開発を進めてきました。かなり早いタイミングで内容が充実したパンフレットやDVDをつくったり、シアタールームまで備えた本格的な商談ルームも設けました。他社でもあまりやってこなかった取り組みだと思うのですが、蓋を開けてみたらオフィス移転を考えているお客様はもちろんのこと、当社のお取引先、金融機関の方々、別エリアで再開発を検討中の地権者の方々まで足を運んでくださいました。『赤坂インターシティAIR』の開発は、この複合ビルを起点にいかに赤坂の街づくりを進めていくか、そのビジョンを示す機会であり、当社の考え、企業姿勢を伝える場にしたいと考えてきました。それだけに、一人でも多くの人に当社の存在を知ってもらえたらと願っていたので、その期待も膨らんでいます。
  • 横山横山
    実際、その効果もあって、『赤坂インターシティAIR』は満室竣工となりました。さらに先日も、とある大企業のお客様から「地方に拠点を構えたい」というご相談をいただき、当社がお手伝いをさせていただきました。お客様から「ふと、御社のことを思い出して」と言われたときは、うれしさとともに身が引き締まる思いがしました。当社はこれまでも、業界では個性的なデベロッパーとして認知いただいてきましたが、赤坂の再開発を機に、いよいよ広く一般の方々にも知られる企業として、新しいステージに立っているのだと。
  • 渡邊渡邊
    本当にお話のとおりで、『赤坂インターシティAIR』の竣工によって、『オークラ プレステージタワー』の開発に対する注目度も日増しに高まっているのを、私も肌で感じています。もともと海外でも通じる「ホテルオークラ」ブランドではありましたが、当社が掲げた民間発意による「赤坂・虎ノ門緑道構想」に対し、『ホテルオークラ プレステージタワー』の開発がどうリンクしていくのか。そして当社が赤坂の再開発をどう具現化していくのか。赤坂・虎ノ門エリアにおける、他社の再開発にも少なからぬ影響を与えていくプロジェクトだけに、この街に関わる人たちから寄せられる期待の大きさを自覚しています。
  • 杉山杉山
    しかも、従来の複合ビルはオフィスがメインでホテルがサブでしたが、「ホテルオークラ」という注目されるホテルブランドがあることに対する期待も大きいよね?
  • 渡邊渡邊
    そうなんです。とくに「ホテルオークラ」が世界に誇るサービス品質を、どのようにしてオフィスビルの運営、ソフト面へと取り込めるか、ゼロベースで新しいものを生み出す難しさを感じていますが、従来にはないオフィスビルへと仕立てられる可能性を十分に秘めているだけに、私たちプロジェクトメンバーの士気は高いです。
  • 杉山杉山
    技術の進歩によって、開発というのはハード面での差別化が難しくなってきました。しかも建物というのは時間の経過とともに価値が落ちていくのが一般的。でも、まとまった緑地の整備やここで働くオフィスワーカーやテナント企業向けのサービスを充実させることで差別化が図れると考えています。時の経過とともに街は成熟し、エリアの価値を高めていければとの想いもあります。
    「赤坂・虎ノ門緑道構想」にしても、緑地や緑道の木々が育ち、緑道沿いのレストランやカフェが賑わっていけば、バルセロナのランブラス通りのように、この街の魅力を高めてくれるものと信じています。
  • 谷川谷川
    そしてその緑を核に、「職住近接」のメリットを、多くの方々に具体的に感じていただける場所になると個人的にも期待しています。現在、赤坂・麻布エリアで展開する「ホーマット」には、日本に駐在する外国の方々にお住まいいただいていますが、そうしたお客様たちの存在によって、このエリアではグローバルスタンダードなライフスタイルを垣間見ることができます。プライベートな時間を大切にされる外国の方々の暮らしぶりを赤坂に根付かせ、そして発信することができれば、国策として進められている「働き方改革」を推し進め、ワーク・ライフ・バランスの実現にも寄与できるはず。これは私たちの願いでもあり、都市部におけるライフスタイルの変革は、赤坂が秘める未来への大きな可能性だと思います。

今後の抱負について

  • 谷川谷川
    「働き方改革」の推進のためには、『赤坂インターシティAIR』に本社を構える私たち一人ひとりが、まずは模範となるべきだと考えています。そこで本社移転にあたっては、仕事の内容に合わせ自由に場所を選択して働くことで効率的でクリエイティブな成果をめざす、ABW(Activity Based Working)の考え方も導入されています。これはワーク・ライフ・バランスの実現にも寄与します。私はつねづね、「女性であることを言い訳にするのではなく、強みにしたい」と考えて働いてきましたが、それが実践できる職場に恵まれたことに感謝しています。だからこそ今の業務を通じて、気遣い、心遣い、おもてなしのマインドがディテールに宿る、そんな街づくりに貢献したいと思っています。
  • 渡邊渡邊
    同感です。当社において開発の仕事をしていると、「女性の視点に立って見るとどう?」という質問をされます。そんなとき、出産、育児を経験している女性の先輩たちが、自らのライフステージを振り返りながら的確な意見を述べていく。男性社員も、そこに自らの経験を重ねていく。そして担当業務にかかわらず、みんなでイメージを膨らませて多様な視点を盛り込み、長期展望のもとに多様性のある街づくりをめざしていく。私は当社の、こうした街づくりの姿勢が大好きです。赤坂の再開発はこうした私たちの、言わば現時点における集大成。その一翼を担える喜び、やり甲斐を忘れることなく、私もこれからの業務に邁進していきたいと思っています。
  • 横山横山
    赤坂の再開発は、まさに全社の総力を挙げて取り組んだ一大事業です。だからこそ私は、これを機に多くのお客様と長く深い関係を構築していきたいと願っています。それが赤坂に拠点を構え、赤坂の再開発を進めるデベロッパーとしての使命であり、責務だと思うからです。それというのも私には、上司から言われた忘れられない言葉があります。「私たちの事業は、街の皆さまあっての仕事である。開発を進めるリーダーという立場を笠に着るのではなく、関係各位への感謝の気持ち、尊敬の気持ちを決して忘れないように」。赤坂で進める再開発を指して、同業他社の方々から「日鉄興和さんらしい開発だよね」とよく言われますが、その原点にあるのは先の上司の言葉、考え方を、社員全員が共有しているからだと自負しています。私はこの誇るべき日鉄興和不動産イズムとも言うべき美徳をきちんと継承、体現し、後進へと伝えていきたいと考えています。
  • 杉山杉山
    会社対会社のビッグビジネスも、行き着く先は人対人だと私も考えています。そして、その信頼関係を何より大事にしたいと願う当社だからこそ、できることがあると考えます。その一つが、赤坂・虎ノ門エリアで同業の方々などとも手をつなぎ、地域で連携し、エリアマネジメントを通じて国際都市東京の魅力を高めていくことです。まだ取っかかりの段階ですが、赤坂という街でそれが実現できるようしっかりとタネを蒔き、育てていきたいと考えています。100年後、それが大樹となるよう、私も地域の方々と一緒になって、赤坂の街の発展にこれからも深く関わっていきたいです。
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