2024年入社
ロジスティクス事業部 運営管理グループ
幼い頃から街の変遷を想像することが好きだった。大学時代のエリアマネジメント活動を通して、街づくりの面白さを肌で感じ、デベロッパー業界を選択。日鉄興和不動産に入社した決め手は「街を育ててエリア全体の価値を高める」という街づくりの考え方に共感したから。入社以来ロジスティクス事業部の運営管理グループに所属し、物流施設の運営管理業務と開発業務を担当している。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
都内最大級の物流施設を、地域に愛される場所に。
竣工後も、場の価値を育てる歩みは続いていく。
人を知る 物流施設の管理と開発を並行して担当。
現場のリアルと将来の構想をつなぐ。
小学生の頃は、授業そっちのけで地図を眺めてばかりいる少年でした。何が楽しかったかというと、長い年月をかけて自然発生的に形づくられた街の絵を見ながら、その歴史や変遷をシミュレーションすること。今思えば、9割が妄想だったんですけどね。(笑)高校生になると「将来は自分が熱中できることを仕事にしたい」と思うようになり、街づくりに関わる不動産業界に興味を持ち始めました。
大学では、古民家をリノベーションして地域の拠点にするというエリアマネジメントの活動に力を入れていました。行政の補助金も活用しながら、どうすれば人が集まるかを考えて、イベントを企画・運営する活動です。地元で影響力のある方に情報発信をお願いするなど、さまざまな人を巻き込んで活動をどんどん広げていきました。最初のお客さんは10〜20人程度でしたが、気づけば100人〜200人が集まるイベントにまで成長。この活動を通して、街づくりの"ソフト面"の面白さを肌で感じ、「やっぱりデベロッパー業界に進みたい」という気持ちが確信に変わったのです。
当社の街づくりの考え方は「街を育てて、エリア全体の価値を高めること」。その考え方が、私自身が目指す方向性と一致していました。たとえば『赤坂インターシティAIR』では、敷地の過半を緑地として確保しています。都心の高層ビル群にも関わらず、大胆に緑地化する。そのほうが敷地いっぱいに建物を建てるより、20年、30年という長期的なスパンで見たときに、"赤坂"全体の価値が高まるという考え方に心を打たれました。
入社してすぐに配属されたのが、ロジスティクス事業部の運営管理グループです。メインは物流施設の運営管理業務で、物件の竣工間近からジョインし、引き渡し後の建物管理や売却、クロージングを担当しています。それに加えて、物流施設の開発業務や、物件で開催するイベントの企画などエリアマネジメント業務にも従事しています。
このように運営と開発の両方のフェーズを同時に経験できる環境は、非常に貴重だと感じています。竣工後の管理を見据えた開発ができる人材を目指したいですし、逆に開発の背景も理解した上で、管理の立場から課題提起できることにも意味があります。そういう観点でも、両方の知見を持っていることは大きな強みになると考えています。

事業を知る 入社数カ月で都内最大級の物流施設を担当。
まちびらきイベントを通じて、地域とのつながりを育む。
『MFLP・LOGIFRONT東京板橋』は、延床面積25万㎡超にもおよぶ都内最大級の物流施設で、当社の物流事業を代表する旗艦物件として位置づけられています。私は竣工3カ月前から本物件にジョインし、竣工に向けた準備をはじめ、竣工後の管理まで幅広く携わっています。当時の私は入社して数カ月という新人で、先輩や上司の背中を見ながら、業務に取り組んでいました。
竣工前後は、管理契約のとりまとめや、ゼネコンからの物件引き渡しに向けた書類の準備などに奔走しました。契約と発注が短期間に集中し、課題が山積していたので、やるべきことをリスト化。多いときには関係者と週3〜4回集まりながら、進捗確認や方針整理をコツコツ進めました。竣工後1年が経過した今も課題は残っていますが、関係者との協議を重ねながら、より良い運営体制の構築に向けて日々奮闘中です。
これらの業務と並行して私が挑戦したのは、地域住民の方々に施設をお披露目する『まちびらきイベント』の企画です。物流施設ができると、騒音が出たり交通渋滞が起きたりして、地域住民の方にご迷惑をおかけすることもあります。実際に施設内を見ていただくことで、物流施設に対するネガティブなイメージを払拭しつつ、先進的な施設ができることを伝えたいという想いから企画しました。
特に入念な準備を重ねたプログラムが、施設見学ツアーです。自ら案内役を務めるにあたり、「自分たちでつくった施設を、自分自身がきちんと理解していなければならない」と強く感じ、施工者や設計監修の方々に事前にいろいろとレクチャーしていただきました。
施設見学ツアーでは、安全面の配慮も欠かせません。小さなお子様も来場されるので、動線や設備の確認を徹底し、安心して楽しんでいただけるよう工夫を重ねました。また、施設の魅力を伝えるだけでなく、参加者が飽きずに楽しめるよう、トーク構成や演出にもこだわりました。中でも好評だったのが、ミニチュアのフォークリフト乗車体験。子どもたちの笑顔が見られ、会場は大いに盛り上がりました。
結果として、約3,000名もの地域の方々にご来場いただき、大盛況のイベントとなりました。準備は大変でしたが、地域とのつながりを実感できる貴重な機会となり、「やってよかった」と心から思える経験でした。

空間をつくるだけでは終わらない。
場を活かして価値を育てることが、デベロッパーの使命。
物件竣工後に、私が精力的に取り組んでいるのが『板橋ドローンフィールド』の運営立ち上げです。板橋ドローンフィールドは、本物件内に整備された産業用ドローンの実証実験の場。河川に隣接する敷地条件を活かし、多彩なドローン飛行フィールドを備えています。
施設内のラウンジでは、ドローンに関する定期勉強会の企画や、行政と連携したイベントや防災訓練等の企画・立案もおこなっています。現在はドローンを使った物資輸送の実現に向けて、行政と協力しながら構想を具体化している段階です。デベロッパーの仕事は、場所をつくるだけでは終わりません。つくった場所をどう活かし、誰とどんな価値をつくっていくかなど、その先を見据えた視点が求められます。
本物件は非常に大規模ですが、板橋ドローンフィールドは私に任せていただいている領域です。だからこそ、板橋ドローンフィールドの未来をどう描いていくかは自分次第。その責任と覚悟を持って、日々取り組んでいます。今後も、さまざまな企業の方々に参画いただき、交流を通じて新たなイノベーションが生まれるような場として育てていきたいです。
本物件以外にも、現在は4つの物件の管理業務を担当しています。入社当初は先輩と一緒に動いていましたが、今はほぼ一人で対応できるようになり、業務の幅も広がってきました。『LOGIFRONT尼崎Ⅴ』の開発業務については、先輩と二人三脚で進めており、技術面は先輩が、内装のデザインは私が担当するというかたちで、役割分担が明確になっています。特にデザインに関する意思決定は、ほとんど任せていただいており、自分の裁量で進められる場面も増えてきました。
『LOGIFRONT尼崎Ⅴ』

見た目の心地よさと管理のしやすさを両立
ナチュラルな雰囲気を演出するために欠かせないのが、植栽の存在です。とはいえ、植栽の導入にあたっては、管理のしやすさにも配慮しています。過去の経験から、本物の植物はどうしても管理に手間がかかることがわかっていました。そこで本物件では、壁の一部の素材を木にするなど、見た目の心地よさと管理のしやすさを両立できる仕様を選んでいます。
未来へ挑め、みらいをつくれ 持続性のあるエリアマネジメントを追求したい。
大学時代の経験も踏まえて、エリアマネジメントにいつか取り組みたいという想いを持ち続けています。学生の頃は行政の補助金を活用しながら進めていましたが、ビジネスとして成立させるには全く違う視点が必要です。将来的には、規模の大きなエリアマネジメントを、自立して運営できるようになりたいと考えています。
とはいえ、デベロッパーの本業は不動産の開発及び運用。イベントを通じてテナントの定着率を高めるなど、本業に良い影響を与えられるようなエリアマネジメントを目指したいですね。仮に自分が異動しても残り続けるような、持続性のあるエリアマネジメントを実現することが目標です。
プライベートでは、誰もがやっていることではなく、自分らしいユニークな挑戦をしてみたいという気持ちがあります。たとえば、インド一周とかゾウの操縦資格を取るとか。学生の頃に東南アジアを一周した際、現地で出会った友人が「俺はインド一周したい。ゾウの免許持ってるんだ」と話していて、「それ、私もやってみたい」と思ったのがきっかけです。あとは、今でも街の変遷に思いを巡らせるのが好きなので、歩いて山手線を一周してみたいと思っています。


トレードマークとして定着してきた「メガネ」
日常生活は裸眼でも支障が無いのですが、仕事中はパソコン作業で小さな文字を見ることが多いので、いつもメガネをかけています。メガネは顔の一部。「このメガネといえば吉川さん」と言っていただけるくらい、トレードマークとして定着してきた気がします。
これまで、さまざまなメガネを試してきましたが、今のデザインが一番気に入っています。私は性格的に幼く見られてしまうことが多くて。仕事上は交渉など重要な場面もあるので、少しでも知的に見られるように、細身のメタルフレームを選びました。
かけ心地も非常に軽く、かけていることを忘れるほどです。何度か壊れてしまったこともありますが、再び同じものを買い直すくらいお気に入りです。

トレードマークとして定着してきた「メガネ」
日常生活は裸眼でも支障が無いのですが、仕事中はパソコン作業で小さな文字を見ることが多いので、いつもメガネをかけています。メガネは顔の一部。「このメガネといえば吉川さん」と言っていただけるくらい、トレードマークとして定着してきた気がします。
これまで、さまざまなメガネを試してきましたが、今のデザインが一番気に入っています。私は性格的に幼く見られてしまうことが多くて。仕事上は交渉など重要な場面もあるので、少しでも知的に見られるように、細身のメタルフレームを選びました。
かけ心地も非常に軽く、かけていることを忘れるほどです。何度か壊れてしまったこともありますが、再び同じものを買い直すくらいお気に入りです。


多様な個性を受け入れてくれる懐の深さ
当社の魅力は、さまざまな個性を持つ社員がいること、そしてその個性を受け入れる寛容な環境があることだと感じています。「社員としてこうあるべき」といった固定的な型がない分、それぞれが自分の興味や得意分野を活かしながら、のびのびと活躍できる風土があります。
多様な個性が集まる環境ですが、街づくりに対する情熱は共通しています。これからも街が大好きな仲間と一緒に、未来の街づくりについて語っていけたら嬉しいです。
また、デベロッパーで働く人には、自分の軸をしっかり持っている方が多い印象があります。私自身もその姿勢を大切にしながら、同時に「穏やかさ」も欠かせない資質だと感じています。
街づくりのプロデューサーとして事業を進める立場ですが、実際に手を動かしてくださるのはゼネコンさんや職人さんたちです。「こうしたい」という想いだけを一方的に伝えても、それが彼らのモチベーションにつながるとは限りません。人として信頼され、「この人のためなら協力したい」と思っていただけるような関係性を築くためには、穏やかで誠実な姿勢が欠かせないと感じています。

自分の信念や歩んできた道に
自信を持って
就職活動をしていると、面接やインターンシップで、優秀な学生さんにたくさん出会いますよね。気にしないようにしようと思っても、つい周りと比べてしまい、「自分の考えや経験って、この人と比べるとすごく稚拙に見えるかも...」と自信をなくすこともあると思います。
でも、「自分はこうなりたいから、こういうことをやってきた」と言えるのであれば、それは立派な軸であり、自信を持っていいことだと思います。周りと比べなくても、自分の歩んできた道にはちゃんと意味があるし、それってすごくかっこいいことです。
私自身も、集団面接で他の3人がすごく難しい話をしているのを聞いて、焦ったことがありました。でも、今からキャラを変えて難しいことを言っても仕方がないと思い、素直に自分の言葉で話しました。だからこそ、入社後も無理に背伸びせずに仕事ができていますし、「ありのままの自分」を見て判断してもらえたことが、今ではすごく良かったなと思っています。


デザインコンセプトは
インダストリアル×ナチュラル
物流施設と聞くと、無機質な空間を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし本物件では敢えて、無機質で素朴な"インダストリアル"と、柔らかな"ナチュラル"という二つのデザインテイストを融合しています。インダストリアルな雰囲気は、個人的にとても好きなんです。ただ、共用部や休憩室など人が休む空間まで無骨すぎると、心も体も休まらないと感じて。そういった部分には木目調の内装やルーバーを取り入れて、ナチュラルな要素を加えました。