2023年入社
開発企画本部 マンション再生部 再生コンサルティンググループ
大学・大学院で建築を学ぶうちに、建物と人の営みが作り出す街というスケールに関心を持ち、長期的な目線で街づくりに取り組むデベロッパーの仕事に魅力を感じるように。日鉄興和不動産に入社を決めた理由は、トップダウンではなく、社員一人ひとりが責任を持ち、トライアンドエラーを重ねながらプロジェクトに向かう姿勢。入社後はマンション再生部に配属され、マンション再生の初動期支援や建替え事業の推進を担う。
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです
判断力と実行力が問われるマンション建替え事業。
自分の決断が誰かの人生を左右するから、とことん考え抜く。
人を知る
地方の再生で見た街の変化。
次は東京で、街の未来を描きたい。
子どもの頃から好きだったものづくりの延長で、大学・大学院では建築学を専攻しました。在学中は地方をフィールドに街の再生について学び、未利用地を畑にして街と住民との新しい関係性を築いたり、建物をリノベーションして新しい街の使い方を実践したり 。そういう取り組みの一つひとつで、街や人々の暮らしが大きく変わることを実感しました。
こうした大学時代の経験から「世界有数の大都市・東京での数十年後の未来を見据えた大規模な街づくり」に興味が湧いてきたんです。 同時に「その街づくりに、自分も関わってみたい」と思い、デベロッパーを志望しました。
特に日鉄興和不動産は、担当プロジェクトについて語る社員の姿が印象的で。「会社がどう決めたか」ではなく「自分がどう考え、動いたか」を語っていて、強い主体性と責任を感じました。トップダウンでパッケージ化された街づくりではなく、社員一人ひとりがトライアンドエラーを重ねているからこそ、良い街づくりにつながる。その姿勢に強く共感し、入社を決めました。
入社してからは開発企画本部に配属され、マンション再生の初動期支援と、『高輪ビル』というマンションの建替え事業推進を担当しています。マンション再生の初動期支援は、将来を考えるタイミングを迎えたマンションに対して、"修繕・耐震改修"と"建替え"の大きく2つの選択肢について、権利者の皆様が主体的に判断できるよう支援する仕事です。
一般的に、デベロッパーは建替えを前提とした提案をすることが多いのですが、当社のやり方は異なります。"修繕・耐震改修"と"建替え"、それぞれの将来像や事業収支、メリットとデメリットをフラットに提示し、徹底的にマンションの将来を考え抜いたうえで、権利者の皆様が納得して選択できるように伴走しています。

事業を知る
初期配属で任されたのは、建替え事業の要。
前任者が築き上げた信頼のバトンをつなぐ。
『高輪ビル』の建替え事業は、老朽化、耐震性不足、複雑な権利関係という大きく3つの課題を抱えるマンションの建替え事業です。私は事業推進担当として、事業計画、行政協議、権利者への説明や意向把握など、プロジェクト全体の舵取りを担っています。
私は入社直後から本事業に関わり、2〜3年かけて建替え決議から権利変換のフェーズまで一貫して携わってきました。 初期配属でこのような重要な局面を任されたことは、私にとって大きな挑戦であり、非常に恵まれたタイミングだったと感じています。
当初はOJTの先輩と一緒に業務を進めていましたが、今年の4月からは私が主担当としてプロジェクトを牽引しています。もちろん上司に相談しながら進めていますが、担当者の判断が求められる場面が非常に多いです。たとえば、事業計画やスケジュールを組んだり、管理組合への情報の伝え方を考えたり。そういうところは、基本的に私が決めていかなければなりません。
私の決断は、権利者の皆様の人生に大きな影響を与えるものばかりで、日々その責任の重さを痛感しています。権利者の皆様との信頼関係は、2020年頃から前任の先輩たちが丁寧に築き上げてきたもの。そのバトンを受け継ぎ、次の担当者へしっかりとつないでいくのが、私のミッションです。

ネガティブな情報こそ、正直に伝える
人と人との信頼を、丁寧に紡ぐために。
日々さまざまな困難に直面していますが、最も苦労したのは、建替え決議から2年が経過する間に、工事費と工期が当初の想定を大きく上回る状況となったことです。権利者の皆様の負担をできる限り軽減するために工夫を重ねましたが、どうしてもご負担いただかないといけない部分については、事実を正直に伝え、ご理解いただけるように努めました。
これらの情報を権利者の方々に伝えることは、できれば避けたいところです。 短期的な視点で見れば、工事費増加や工期延長といった情報を伏せたまま、権利変換申請をすることもできたかもしれません。でも嘘をつかれるのは絶対に嫌ですよね。
仮にその事実が明らかになったとしたら、これまで築いてきた信頼関係は一瞬で崩れてしまう。人と人との関係性を何よりも大切にしたかったので、私は「正直に伝えること」に強くこだわりました。
実際に権利者の皆様に情報をお伝えした際は「そんなはずじゃなかった」という反応もありました。しかし、工事費高騰の原因や、今後の動向について丁寧に説明することで、最終的には事業を進めていくことに納得いただけました。このような厳しい状況下でも、事業を前に進める判断をいただけたのは、やはりこれまで積み重ねてきた信頼関係があってこそだと感じています。
未来へ挑め、みらいをつくれ
次の世代が魅力を感じる街を残したい。
だから今、数十年先を見据えた街をつくる。
私は、10年後、50年後といった長期的な視点で、東京や日本がどうあるべきかを考えながら、次の世代にとって魅力的な街を残していきたいと考えています。
実務においても、ダイナミックな視点を持ちながら、利用者を意識した開発をしていきたいです。現在携わっている高輪ビルは6年後に竣工を予定しており、その時代の街に受け入れられる建物を目指しています。
今後は建物を計画するフェーズの経験も積みたいので、開発業務にも携わりたいと考えています。将来、再び建替え事業に携わることになった際には、開発業務のスキルを持って取り組むことで、より質の高いプロジェクト推進ができると思っています。

大切な人からの「ボールペン」
大切な人から贈ってもらったボールペンです。頭の中を整理したり、議事メモをとったり、毎日肌身離さず持ち歩いています。世の中はどんどんデジタル化していますが、やはり紙に書くほうが、思考がクリアになる気がします。
議事メモも、本当はパソコンで打つほうが効率的なのかもしれません。でも、画面越しでは相手の表情や反応を見逃してしまうことがあります。相手の目を見て話しながら、伝えたいことがちゃんと伝わるように、このボールペンで書くようにしています。
自分らしく働ける、温かい環境
面倒見の良い先輩が多く、部署に関わらず気軽に声をかけてくれる企業風土です。同じ部署の先輩はもちろん、仕事上の接点がない方でも、親身に相談に乗ってくれます。そんな温かい関係性が、日々の仕事を支えてくれています。
働き方にも寛容で、一人ひとりが自分らしく働ける環境です。私の場合は、担当プロジェクトにじっくり向き合い、時間をかけて考え抜くスタイルですが、そうした働き方も尊重してもらえます。
逆に、ライフステージの変化にあわせて働き方を見直したいときも、柔軟に選択肢を持てるのが、この職場の魅力です。
人間関係や働き方の寛容さがあるから、自分の考えを深め、行動に移すことができるのだと思います。
これからも既存のやり方にとらわれず、自分が最善だと思う選択肢を見つけ、実行に移せる人と一緒に仕事がしたいです。先行きの不透明な世の中だからこそ、一緒にとことん考えていきたいですね。
強みも弱みも含めて、自分を理解する
就職活動は、体も心も負荷がかかる、なかなかハードな時期だと思います。時には美味しいものを食べるなど自分を甘やかして、うまくバランスをとってください。私は地方学生だったので、東京へ移動するのが結構大変でしたが、帰りの新幹線で美味しいお弁当を食べるのを楽しみに頑張っていました。
「自分の弱みと思っていたことが、強みに変わることもある」ということも、伝えたいです。私の場合は東京に住んだことがなく、土地勘が乏しいことに引け目を感じていました。でも今振り返ると、地方で生まれ育った感性が、むしろ自分の個性として活きていたように思います。
当時はそんなふうに前向きに捉える余裕もなかったのですが、これから就職活動に向かう皆さんには、ぜひ「弱みも含めた自分らしさ」を見つめ直してほしいです。他の誰とも違う、自分だけの強みが、きっとあるはずです。
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2021.09.01 FUTURE
【企画部長座談会】常識をどんどん覆し、業界をリードしていけるような総合デベロッパーをめざしていく
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2020.09.01 FUTURE
【赤坂・虎ノ門エリア開発】赤坂・虎ノ門100年会議
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2020.09.01 FUTURE
【PROJECT】武蔵浦和 SKY&GARDEN
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2020.09.01 CULTURE
多様な働き方の実現がイノベーションを生み出し、より良い街づくりへとつながっていく
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2020.09.01 HUMAN
困難の連続。それを乗り越えて開発用地を取得できた時の達成感。他では味わえない用地ならではの醍醐味
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2020.09.01 HUMAN
最初の配属時より数倍成長した人材となって、再び釜石の地に立ちたい
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2020.09.01 HUMAN
「復興の一歩先の事業に携わっている」。地域住民の交流や保育の未来に想いを馳せながら一体整備を行っていきたい
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2020.09.01 HUMAN
リスクの低い開発のスキームを応用展開し、地方都市をより良い街にしたい
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2020.09.01 HUMAN
東南アジア各国で不動産プロジェクトに着手し、着実に成功事例を積み上げていきたい


大切な人からの「ボールペン」
大切な人から贈ってもらったボールペンです。頭の中を整理したり、議事メモをとったり、毎日肌身離さず持ち歩いています。世の中はどんどんデジタル化していますが、やはり紙に書くほうが、思考がクリアになる気がします。
議事メモも、本当はパソコンで打つほうが効率的なのかもしれません。でも、画面越しでは相手の表情や反応を見逃してしまうことがあります。相手の目を見て話しながら、伝えたいことがちゃんと伝わるように、このボールペンで書くようにしています。