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VOICE
未来の声を聞こう。

2012年入社

国際事業本部 国際事業部 オセアニアグループ

「住宅に携わる仕事がしたい」という想いを抱き、大学では団地再生の研究に打ち込む。就職活動では住宅開発の全体をコーディネートできるデベロッパー業界を選択。その中でも建替え事業の実績が豊富で、仕事の裁量権がある日鉄興和不動産に入社した。入社後は住宅事業本部に約12年半在籍し、住宅開発や用地仕入れに従事。2024年10月からは国際事業本部に配属され、現在はオーストラリアで2つのプロジェクトを推進中。

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※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

判断に求められるのは、スピードと正確さ。
積み重ねた信用を土台に、オーストラリアの住宅開発へ挑む。

人を知る 住宅は、人が生きていくための基盤。
その開発全体をコーディネートする存在になりたい。

人間の基本的な権利である衣・食・住の中でも、住宅は人が生きていくうえでの基盤となる場所。だからこそ「将来は住宅に携わる仕事がしたい」と昔から考えていました。

学生時代は団地再生に取り組む研究室に所属し、さまざまな集合住宅の事例を調査しながら、実際にそこで暮らす住民の声を聞き取ってきました。たくさんの人々と対話を重ねる中で、相手の考えを自然に汲み取る力が身に付き、相手の求めることと自分のやりたいことのバランスを俯瞰して捉える視点が養われたと感じています。

就職活動では、住宅に関わるあらゆる業種を見ました。その結果、「住宅開発の全体をコーディネートできるのは、デベロッパーしかない」と確信しました。住宅を0から企画するのはもちろん、自ら土地を取得して誰も挑戦したことのない事業に踏み出すこともできます。一工程の担い手ではなく、すべての工程を主導できる点に大きな魅力を感じました。

デベロッパー業界における企業選びの条件は、住宅開発に力を入れていることが第一。その上で、学生時代の経験から、マンション建替え事業の実績が豊富な企業を中心に見ていました。また、確立されたシステムの中で働くよりも、自らプロジェクトを動かしたいという想いがあったため、より裁量のある中堅規模の会社を志望していました。

これらの条件をすべて満たす企業は意外と少なく、その一社である当社から内定をもらうことができたので、入社を決めました。「20代は制約なくがむしゃらに働きたい」「上司に頼らず自分で仕事を回したい」そんな働き方の希望にもぴったり合致しており、入社前後のギャップは全くなかったです。

入社してからは、住宅事業本部で分譲住宅の開発に携わった後、4年目で住宅用地仕入れ・開発・販売までのフェーズを一気通貫で担う等価交換グループへ異動になりました。その後2019年に住宅開発用地の仕入れ担当になり、2024年10月までの約6年間、住宅用地の取得に専念してきました。

用地の仕事は、スピードと正確さが物をいう世界です。当然ながら良い土地情報は競合が多く、まさに早い者勝ち。今日情報を受け取り「来週までに返答ください」と言われても、私は「明日には返す」という意識で動いていました。

事業を知る 日本での経験を活かしつつ、未経験の領域にも挑戦。
オセアニア地域で住宅開発の体制構築を目指す。

現在は、国際事業部のオセアニアグループにて、主にオーストラリアでの用地仕入れと開発業務に従事しています。担当している主なプロジェクトは、メルボルンのBTR(賃貸マンション)とシドニーのBTS(分譲マンション)。どちらもオーストラリアのレンドリース社と共同開発している案件です。

マンション開発の基本的な工程は、日本とオーストラリアで大きくは変わらないため、日本での経験が活かされています。たとえば工期遅れに対するリスクヘッジは、私の強みを発揮できる仕事の一つです。オーストラリアは日本に比べ、工期の遅れに対して寛容な文化があります。その文化を理解しながらも、遅れを取り戻すための対応策を考えるのが私の役割です。

一方で、日本とオーストラリアの住宅開発で大きく異なる点が、資金調達の方法です。日本ではデベロッパーが自己資金を投入して開発を進めるのが一般的ですが、オーストラリアではプロジェクト単位で銀行からローンを借りて資金を調達するのが主流です。

プロジェクト単位での資金調達は、私にとって未経験の領域であり、大きな挑戦でもありますが、融資条件の判断についてはレンドリース社と当社が連携しながら進めています。

当社のスタンスとしては、提案に対しイエス/ノーを返すだけでなく、現場の状況を見極めながら積極的に開発へ関与する姿勢を大切にしています。最終的には、当社単独でもオセアニア地域で住宅開発を進められるような体制構築を目指しており、そのための知見を一つひとつ積み重ねているところです。

国境を超えても、信用こそがすべての要。
誠意を持って真正面からの対話を貫く。

オーストラリアのプロジェクトを遂行する上で最も苦労したのは、英語で書かれた契約書を読み込んだ上で、契約条件を交渉することでした。日本と比べて契約書の種類が圧倒的に多く、ページ数も膨大。記載されている内容をすべて理解した上で交渉に臨むのは、想像以上に骨の折れる作業です。

その上で、数ある契約条件の優先順位を整理し、レンドリース社と着地点を探っていきました。途中、交渉テクニックに頼ることも考えましたが、やめました。一対一の交渉では、一方が得をすればもう一方は損をします。だからこそ駆け引きではなく、真正面からの対話が何よりも重要です。100ある論点のうち、譲れない部分は20くらい。残りの80は調整可能と捉えて柔軟に対応することで、信用を損なうことなく交渉を進めることができています。

海外案件に携わるようになって改めて実感するのは、国内外問わず「信用こそがすべての要である」ということ。誰かと一緒に事業を進めていると、必ず利益相反が起きます。そんな中でも「彼が言うなら一緒にやる」と思ってもらえる存在にならなければなりません。

ありがたいことに、レンドリース社の方々は日系企業である私たちの考え方を理解しようとしてくださり、当社の真摯で誠実な姿勢を評価いただいています。さらに本プロジェクトは、オーストラリア人弁護士と日本人弁護士のお二人に助けられており、当社の主張や見落としを補完していただいています。こうした関係者の方々が当社を信用・サポートしてくれるからこそ、未経験のフィールドでも事業を前に進めることができています。

これからも信用を守り続けるために、私自身ができることは、やはりスピードと正確さの両立です。どれだけ良いものを出しても遅ければ意味がなく、速く出しても雑であれば信用を失います。この2つを妥協せずに満たし続けることが、信用を強固にする道と信じています。

ある1日のスケジュール

未来へ挑め、みらいをつくれ ゆりかごから墓場まで、
安心して暮らせる街をつくりたい。

オーストラリアでの慢性的な住宅不足の解消に、少しでも貢献したいと考えています。オーストラリアでは、住宅供給が需要の約半分程度。土地は豊富にあるのに住宅供給が追いつかず、社会問題となっています。年収700〜800万円あっても、ホームレスになる事例があるほど深刻な状況です。本当に必要としている人に住宅が届くよう、今後もオーストラリアで用地を取得し、住宅開発を継続していきたいです。

また、長期的な目線で成し遂げたいことは、ゆりかごから墓場まで安心して暮らせる街をつくることです。人間が本来持つべき豊かさというのは、東京一極集中の環境では実現しづらいと感じています。誰もが安心して育ち、老いていける街をつくるためには、住宅だけでなく学校、病院などの生活インフラを含めた一体的な開発が必要です。それを実現することが、私の目標です。

私の仕事の相棒 column
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オーストラリアの現地調査に欠かせない「社用携帯」

携帯がないと、もはや仕事になりません。メール、電話はもちろん、オーストラリアの現地調査でも欠かせない存在です。

現地には月1回程度伺い、開発の参考になりそうな建物を見つけたらすぐに写真を撮影しています。他にも地図アプリを開いてルートを検索したり、近隣の開発状況を調べたりするのにも便利です。

気になったことはその場で調べ、必要があればすぐに関係者に連絡を入れる。すべて携帯一つで完結できるので、スピードと正確さが問われる現場でも迷わず動くことができます。

my works partner
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オーストラリアの現地調査に欠かせない「社用携帯」

携帯がないと、もはや仕事になりません。メール、電話はもちろん、オーストラリアの現地調査でも欠かせない存在です。

現地には月1回程度伺い、開発の参考になりそうな建物を見つけたらすぐに写真を撮影しています。他にも地図アプリを開いてルートを検索したり、近隣の開発状況を調べたりするのにも便利です。

気になったことはその場で調べ、必要があればすぐに関係者に連絡を入れる。すべて携帯一つで完結できるので、スピードと正確さが問われる現場でも迷わず動くことができます。

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当社の好きなところ column
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心から尊敬できる人がいる

対話と関係構築力に秀でたプロフェッショナルがいるところです。社内外の調整やリスクヘッジなど、状況に応じた判断と采配が的確で、その発言には厚い信頼が寄せられています。若い頃から築いてきた関係性を今も大切にしながら、仕事を円滑に進めている姿に、学ぶことが多くあります。

この仕事では、相手の立場を想像し、共に課題を解決していく姿勢が求められます。大切なのは、経験の有無よりも想像力・共感力があるかどうか。明確な答えがない中でも、社内外の関係者と信頼を築きながら前に突き進める人が、結果的に強いと感じています。

学生への一言 column
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その会社で働く自分を想像してみる

総合デベロッパーの仕事は、華やかなイメージがあるかもしれません。しかし、一つの建物が完成するまでには、数えきれないほどの小さい仕事を積み重ねる必要があります。しかも、デベロッパー単体では何もできません。施工会社や設計会社など、ビジネスパートナーの協力があって初めて建物はカタチになります。だからこそ、自らの立ち位置を客観的に理解することが大切です。

企業を選ぶときのポイントの一つは、「辛いことがあったときに、この会社なら乗り越えていけるかどうか」という点です。20代のうちにどう働き、一旦定年を迎えるときどんな自分でいたいか。その両方をイメージしてみると良いと思います。また、辛いときに支えとなるような自分のポリシーや、助けてくれる仲間をどれだけつくれるかという視点も非常に大事です。

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