日鉄興和不動産新卒採用サイト

VOICE
未来の声を聞こう。

2020年入社

都市事業本部 エリアマネジメント部 エリアマネジメントグループ

仕事の成果物が形として残り、その成果物を利用している人の姿を見られる点に惹かれて、デベロッパー業界を志す。その中でも、若手から開発に携われる可能性が高く、社員訪問などを通じて社風が合っていると感じた日鉄興和不動産に入社した。入社後3年間は『横浜シンフォステージ』をはじめとする大規模複合ビル開発を4件担当。4年目に現部署に異動となり、現在は品川のエリアマネジメント業務に従事している。

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※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

自分のアイディアが、街の風景を変える。
その瞬間に立ち会える仕事。

人を知る 求めていたのは、若手から開発に挑戦できる環境。
どんなボールも逃さないリベロの執念で挑む。

大学ではバレーボールに打ち込み、部活とサークルの2団体に所属していました。ポジションはリベロ。チームの最後の砦として、期待感と危機感を背負いながら戦うことに、やりがいを感じていました。この時に培われた「どんなボールでも拾う姿勢」は、社会人として仕事に向き合う今でも、大きな支えになっています。

就職活動では「自分の仕事の成果物が形に残ること」「その成果物を人が利用している姿を見られること」「周囲を巻き込み、1つの目標を達成する働き方」という3つの軸を大切にしていました。この3つすべてに合致したのが、デベロッパーの仕事です。

数あるデベロッパーの中でも、日鉄興和不動産は若手から開発業務に携わっている方が多い印象でした。さらに社風も自分に合っていて、自然体で働けそうだと感じたことが入社の決め手です。

入社1年目は賃貸アセットを扱う部署に配属され、『横浜シンフォステージ』をはじめとする大規模複合ビルの開発案件を4件担当。用地の入札・設計・施工までの開発フェーズを経験した後、入社4年目に都市事業本部のエリアマネジメント部に異動となりました。

現在、当社では主に赤坂と品川でエリアマネジメントを展開しており、私は品川エリアを担当しています。エリアマネジメントの主な業務は「品川をどういう街にしていくか」というエリアブランディングの軸を策定し、その軸に紐づく施策を企画・運営していく仕事。既存施策は年に3〜4回開催している大型イベントがあり、それに加えて新しい施策も随時打ち出しています。

近隣のステークホルダーとの関係構築も欠かせません。近隣のビルオーナーとの打合せや、品川港南の企業が集まる港南振興会の会合にも参加しています。さらに行政との打合せや、インキュベーションオフィス『SPROUND』の運営も担当しており、本当に業務の幅が広いです。

前部署では大規模開発に携わっていましたが、街づくりといっても、開発物件を中心とした街づくりの視点でした。しかし、エリアマネジメントを経験したことで、エリア単位で街づくりを考える視点が身についてきたと実感しています。もし今後、再び建物の開発に関わる機会があれば、これまでとは違った景色が見えるはず。そう思うと、これからのキャリアがますます楽しみです。

事業を知る プロジェクトのすべてを背負う覚悟。
揺るぎないラストマンシップの姿勢。

昨年から新規施策としてスタートした『Shinagawa FOR REST』は、私にとって非常に思い入れがあるプロジェクトです。上席と私の2名で担当していますが、「これは南くんのプロジェクトだからね」と一任いただいています。

プロジェクトのきっかけは、品川インターシティが25周年を迎え、隣接する品川セントラルガーデンをもっと活用していこうという気運が高まったこと。竣工から20年以上経つ品川セントラルガーデンは、緑が豊かに育った大規模な緑地帯で、山手線のターミナル駅に隣接する緑地空間としては非常に希少です。にもかかわらず、これまでは滞留空間ではなく歩行空間としての機能が中心であり、空間の魅力が十分に発信されていませんでした。

そこで『Shinagawa FOR REST』では、リクライニングチェアやハイテーブル、芝生などを新設することで、ワーカーや近隣住民の方々が滞留したくなるような環境を整備しました。

特に、こだわりをもって取り組んだのは「魅力的かつ安全性の高い空間」づくり。品川セントラルガーデンでは長期的に什器を設置した実績がない上に、関係者も多いため対応には慎重さが求められました。実際に関係各所へ説明に伺うと「安全性は大丈夫?」という懸念の声が多く、事前に根拠データを準備して、丁寧に説明しました。その上で「結果はきちんとお示ししますので、まずは1カ月間実施させてください」とお願いしました。

実施期間中はアンケートやビーコンを活用し、定性的・定量的なデータを可視化。結果として、利用者数や滞留時間が大幅に増加し、体験価値の向上が数字に表れました。こうした成果をもとに、エリアマネジメントの必要性を具体的に示すことができ、関係者の方々の協力を得る大きな推進力につながったと感じています。

このプロジェクトを進める上では、常にラストマンシップを持ち、「小さい事から大きい事まで、すべて自分が携わるんだ」という気持ちで臨みました。什器の設置は深夜作業だったので、23時から朝の7時まで現場に立ち会うことも。おかげで職人さんとも仲良くなれて、自分の中で良い思い出になっています。

動いてみることで、道が開ける。
踏み出す一歩を後押ししてくれる企業風土。

品川セントラルガーデンはもともとペットの散歩道として親しまれていましたが、『Shinagawa FOR REST』の什器設置を機に、ペット連れの方々が自然に滞留するようになっていました。そんな様子を見て「ペットイベントをやってみませんか」と提案したところ、上司は「いいね!やってみよう」と背中を押してくれました。

他社であれば「費用対効果は?」「本当に人は来るのか?」といった声があがり、開催するまでに膨大な準備と時間が必要になるかもしれません。でも当社は「まずはミニマムでやってみよう」という判断ができます。考えすぎて動けないではなく、やってみて学びを得る。それが、日鉄興和不動産らしさだと思います。

実際にペットイベントを開催してみると、近隣住民の方々だけでなく、エリア外からも多くの方々が来場されました。木陰で休憩しながらブースを回れるため、「ペットと一緒にゆったり過ごせた」という声も。ペットグッズを販売する出店者の方々も売上がしっかり立ち、次回の出店も前向きに検討いただいています。

品川はビジネス街のイメージが強い中で、品川インターシティ25周年の時に「ビジネス街じゃ、終われない。」というキャッチコピーを打ち出しました。そのキャッチコピーのとおり、ビジネス街の風景からペット連れの方々で賑わう風景に変わったのは、率直に嬉しかったです。自分のアイディアによって、街の風景が変わるのを目の当たりにする。自分がやりたかったことが、現実になった瞬間でした。

ある1日のスケジュール

未来へ挑め、みらいをつくれ 目指すは、シビックプライドを醸成する街づくり。
ハードとソフトの両輪で進めていきたい。

私は学生時代から「シビックプライドを醸成できるような街づくりがしたい」と思ってきました。その目標は今も変わりません。品川のエリアマネジメントでも、働く人・住む人・通う人が愛着・誇りを持てる街づくりを目指しています。

品川といえば交通の結節点というイメージが強いですが、実は緑地や水辺が多く、空を広く感じられる場所でもあります。「ゆったり過ごせるオフィス街」という魅力をもっと多くの人々に発信し、愛着を持ってもらえるような施策を実行していきたいですね。
とはいえ、ソフトサービスだけでは、街の価値を十分に伝えきれないのも事実です。ハードで空間の価値をつくり、その価値を維持・向上させるためにソフトサービスが存在します。これからもハードとソフトの両輪で、長期的に街づくりに携わっていければと考えています。

私の仕事の相棒 column
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仕事モードのスイッチとなる相棒「腕時計」

社会人2年目のとき、自分へのご褒美として購入した腕時計です。その後もいくつか時計を買い足してきましたが、この時計が一番堅牢で、今も現場の相棒です。イベントでは水に濡れる場面や、すぐに時間を確認したい場面が多いので、仕事柄とても重宝しています。
そして手首にこの時計の重みを感じると、自然と仕事モードに切り替わるんです。私にとって、スイッチのような存在でもありますね。

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仕事モードのスイッチとなる相棒「腕時計」

社会人2年目のとき、自分へのご褒美として購入した腕時計です。その後もいくつか時計を買い足してきましたが、この時計が一番堅牢で、今も現場の相棒です。イベントでは水に濡れる場面や、すぐに時間を確認したい場面が多いので、仕事柄とても重宝しています。
そして手首にこの時計の重みを感じると、自然と仕事モードに切り替わるんです。私にとって、スイッチのような存在でもありますね。

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当社の好きなところ column
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互いの意見を尊重して前へ進む

社員同士の距離感がちょうど良く、ドライすぎずウェットすぎない関係性が心地よいです。タテ・ヨコ・ナナメのつながりもあり、仕事・プライベートに関わらず、気軽に相談できる雰囲気があります。相談を快く聞いてくれるのはもちろん、「何をすべきか」「何をしたいか」という自分の意思を持っている社員が多いのも、この会社の魅力です。お互いの意見を尊重しながら壁打ちすることで、考えが深まり、より良い成果を出すことができます。これからも自分の意思を持ち、対話を通じて前に進める人たちと一緒に働いていきたいです。

学生への一言 column
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「ここで働きたい」と思える会社を

同じ業界でも、会社によって事業内容や社風は異なります。社員訪問や座談会など、社員の声を直接聞けるイベントは、その会社の空気感を肌で感じられるチャンスです。
私も就職活動中に20~30人ほどの社員の方々から話を聞くことで、日鉄興和不動産ならではの魅力に気づくことができました。これだけ多くの方々と会って見えてきた気持ちは、簡単には揺らぎません。
ぜひ、自分が「ここで働きたい」と思える会社を見つけてください。

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