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一人ひとりのこだわり
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歴史ある土地の可能性を
新たな視点で見つめ直す。
九州の街を再生するという使命

  • KIMIHIRO TANAKA田中 公浩
    企業不動産開発本部 九州支店 開発グループ
    2010年入社。国際経営学部 国際経営学科卒業。入社後は住宅事業本部で分譲マンションの企画開発に携わった後、2013年より企業不動産開発本部 九州支店に異動し、日本製鉄グループの社有地・遊休地の開発に従事した。2018年より住宅事業本部 開発第二部に所属。

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです

入社1年目で出会った障壁。
大規模マンション開発での大きな経験

ー 就職活動では、文系出身であるものの、ものづくりに関わりたいと考えていたそうですね。

はい、小さいときから図画工作が好きで、部屋中に玩具で街をつくって遊ぶような子どもでした。中学くらいから経営コンサルに興味を持ち、大学では経営を学んだのですが、就職活動の時期になって、改めて自分自身を見つめなおしたときに、間接的にではなく直接的な立場で人の役に立つものをつくりたいと考えるようになりました。デベロッパーを志望したのは、さまざまなものづくりの中でも、街づくりは特にスケールが大きく、社会全体に対しても、また街に暮らす一人ひとりの人に対しても、大きな影響を与えられる仕事だと思ったからです。

ー 入社して最初は分譲マンションの企画開発に携わったそうですが、壁にぶつかったことはありましたか。

ええ、入社して早々に(笑)。450戸ほどの大規模なマンションにいきなり関わることになりまして、部のエース的存在の先輩社員の下についたものの、飛び交う用語がまず全然分からなかったんですね。しかも、他社との共同事業で当社は幹事会社。会社によって意見が割れる中で意見調整をしていく、という難しいシチュエーションに何度も遭遇しました。それでもやり切るしかありませんから、社内外のいろいろな人に質問して、助けてもらうことで何とか乗り越えました。振り返ってみると、このプロジェクトを通して、自分自身すごく成長したと感じますし、関係者たちが納得できる落としどころを探っていくという経験は、今の仕事にも活かせていると思います。

用地の可能性を一から検討し、新しい企画を自ら生み出した

ー 現在(2017年)携わっている、グループの社有地・遊休地開発の仕事について教えていただけますか。

九州支店における事業の大きな特徴は、土地や地域の特性に合せて、マンション、戸建て、商業施設、オフィスなど、多機能を組み合わせて、「面」として開発を行っていくことです。広大な社有地・遊休地について、どのような用途の開発を行うか、どう分割してどういう順番で開発するか、という段階から検討します。東京にいる頃は、住宅用途に決まった土地を開発していたので、現在の部署に異動になって、考える幅は格段に広がりましたね。

ー 検討の選択肢が多い分、思考プロセスもまったく異なりそうですね。どのような考え方に基づいて検討を進めるのですか。

我々が扱う社有地は非常に広大な土地であり、まさに「点」ではなく「面」での開発になります。その広大な土地に対して、たとえば住宅用途のみを考えた場合、地方都市ということもあり、マーケットに限りがあるのが実態です。
そこで、マーケットに対して、適正な期間、適正な規模で住宅の開発を行うと共に、他の用途の開発やさまざまな施設の誘致を行うことで、エリア全体の価値を高め、そこに住みたい人を増やして、結果として街の資産価値を保つ開発が続けられる、これが私たちが取り組んでいる面開発のおおまかな流れです。
ただし、しっかりと時間をかけながらも、当然ビジネスですからさまざまな景気変動や市況を見据えながら事業に当たらなければなりません。期間の長さや規模の大きさから、考慮しなければならないことが増えて、非常に労力がかかる側面もありますが、だからこそ、検討段階から「街づくりをしているな」と感じますし、実際に街が少しずつ出来上がっていく様子を見るのは、「街づくり」の確かな手ごたえですね。

歴史ある街に人が戻り、
活気を取り戻すという使命に挑む

ー ご自身も九州出身だそうですが、今の仕事を通じて地元に対する想いは変わりましたか。

もともと私は長崎の田舎者ですが(笑)、今の仕事に携わるようになって、九州の街づくりに寄与していきたいという想いは年々強まっていますね。九州支店のある北九州は、八幡製鉄所によって日本の近代化を支えてきた歴史があります。でも、現在は人口減少や高齢化などの問題を抱え、現代の日本の縮図のような側面も持っているんです。工場の海外移転やオートメーション化が進むことにより、工場跡地・社宅跡地になった遊休地を、大規模な面開発を行って再生させていくことは、街に人が戻り、街全体に活気を取り戻すことにもつながること。つまりこの街の再生につながることなのだという信念で、日々の仕事に取り組んでいます。

ー 九州に来て、新たな使命を見つけられたのですね。これから挑戦したいことは何かありますか。

昔は「都心湾岸エリアでタワーマンションを建てたい」と考えていたこともありますが、今は歴史ある街を自分たちがさらに良くしていく、生まれ変わらせていくという仕事に大きなやりがいを感じています。特に九州では、新日鉄(現日本製鉄)という看板に対する期待やハードルも高いですし、自分たちの存在意義を見つめる機会が多いんですよね。社有地・遊休地開発は、さまざまな用途の検討ができる環境なので、既存の考えにとらわれず、本当に街を良くする用途は何かという観点で、事業化検討を行っていけたらと思っています。また、社有地だけに限らず、九州拠点都市での再開発の検討や、マンションの建て替えなどにも積極的にチャレンジしていきたいです。タワーマンションも捨てがたいですけどね(笑)。

  • 社会人1年目のときに思い切って購入した腕時計です。実は高校時代から憧れていた時計で、眺めていると今でも身が引き締まります。6年間ずっと浮気しておらず、これからも身につけていきたいと思っています。
  • 九州支店に異動してから、学生時代にやっていたラクロスを再開しました。社会人チームに所属しており、できる限り練習には参加するようにしています。練習の後には食事や飲み会に行くことも多く、社外の人とも触れ合える良い機会になっています。
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