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『釜石市上中島町復興公営住宅整備事業』

平成27年度土地活用モデル大賞受賞

~「民設市買取型スキーム」を採用した官民連携による復興公営住宅~

2015.10.29 事業・業務 

当社は、岩手県釜石市で進めてきた『釜石市上中島町復興公営住宅整備事業』(第Ⅰ期:54戸、第Ⅱ期156戸)が、「平成27年度土地活用モデル大賞<都市みらい推進機構理事長賞>」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。 

 

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〈第Ⅰ期外観〉 〈第Ⅱ期外観〉

 

【土地活用モデル大賞 〈主催:一般社団法人都市みらい推進機構/後援:国土交通省〉】

土地活用モデル大賞は、優れた土地活用を全国的に紹介しその普及を図るため、土地活用の模範的事例、いわば「成功モデル」となる事例を募集し優れた事例について表彰を行うもので、本年度で12回目を迎えます。審査は「プロジェクトの具体化に当たっての工夫内容」及び「プロジェクトによる周辺地区の活性化や社会的な貢献」について、審査基準(課題対応性、先導性、独創性、汎用性)を基に行われました。 

〈選定コメント〉

震災後、住宅用地が不足する状況下において企業自社用地のテニスコート及び既存アパート敷地を活用して、短工期で建設可能な「NSスーパーフレーム工法™」を採用した結果、スピード感を維持しながら整備することが可能となり、いち早い震災復興に寄与した。また、鉄骨造の採用による被災地における施工性や経済性についても評価された。 

事業実施に際しては、企画・設計から工事監理等の全ての建設工程を民間企業が担い、民間ノウハウや経験を活かすことが可能な「民設市買取型スキーム」を採用することにより、震災によって人手不足となっていた行政の業務負担を軽減し、早期でかつ低コストでの復興公営住宅を整備した。

今後も想定される災害等に対しての復興住宅整備の際にも大いに参考になるものと思われる。 

 

詳細は添付資料(PDF)をご覧ください