MFLP・LOGIFRONT東京板橋が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞
~街づくり型物流施設/MFLP・LOGIFRONT 東京板橋~
2025.10.15
日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩)は、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊)、日鉄エンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石倭 行人)、東京都板橋区(板橋区長:坂本健)と共同で応募した「街づくり型物流施設/MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」(2024年9月竣工)がこのたび2025年度「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)※1の「建築(公共施設)・土木・景観」カテゴリーにて、グッドデザイン賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
本施設は「街とつながる都市型物流施設」をコンセプトに、近隣住民に寄り添う機能を有する物流施設とすべく取り組んだものです。水害に強い拠点の形成という板橋区のテーマを踏まえ、板橋区・事業主・設計者があるべき姿を議論し、国内初の「高台まちづくりを盛り込んだ官民連携の都市計画の決定」※2により、東京都内で最大規模の都市型物流施設を実現しました。
本施設の「デザイン」におけるポイントは以下の3点です。
なお、このたびの受賞での審査委員コメントは以下のとおりです。
「災害が頻発する昨今、暮らしの側に防災拠点機能を備えることは、地域住民にとっては大きな安心に繋がるという共通認識の下、民間事業者と行政である東京都・板橋区が、用地境界を超えて連携して実現したことは、今後の日本における防災対策のあり方に対する示唆に富んだ事例である。コンセプトに示されている「街づくり×物流施設」という異質な組み合わせこそがこれまでにない新しい発想であり、1000人規模の緊急一時退避場所や災害時配送ステーションの常設など、巨大な物流施設であるからこそ可能となった。民間の公開空地、区の既存公園と都の河川管理通路を一体整備し、近隣住民の日常的な憩いの場となったことは、日頃から使い慣れた空間で災害時も過ごせる安心感に繋がると考えられる。」
当社は、『LOGIFRONT(ロジフロント)』を旗艦ブランドとしてお客さまのニーズに寄り添った先進的な物流施設を展開しています。今後も引き続き当社の用地情報ネットワークを生かしながら、お客さまの物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設開発事業の積極的な投資および開発を進めてまいります。
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施設概要
| 所在地 | 東京都板橋区舟渡四丁目3番1号 |
|---|---|
| 敷地面積 | 91,256㎡ |
| 建築面積 | 44,318㎡ |
| 延床面積 | 256,003㎡ |
| 緑地面積 | 14,430㎡ |
| 広場面積 | 6,240㎡ |
| 太陽光発電 | 4,363 kW(パネル容量) |
| 付帯施設 | フットサルコート(ドローンフィールドを開放) |
〈本件に関するお問い合わせ先〉
日鉄興和不動産株式会社 広報室 担当:福田、吉田
TEL:080-2367-5156(福田携帯)