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「解体ビルを利用した防災訓練」を実施
~体験型の非常時対応訓練に総勢100名が参加~
2016.04.19
当社は、東日本大震災から5年が経過した節目の年にあたり、災害対応能力向上を目的として、解体予定ビルを利用した防災訓練を実施いたしました。
当日は品川消防署協力の下、テナント、地元町会の方などが訓練に参加し、当社運営管理スタッフ及び協力各社を含め、総勢約100名で訓練を実施しました。解体予定ビルを利用した体験型非常時対応訓練は当社初となる取り組みです。
訓練では通常のオフィスに近い環境を再現し、煙の中での避難体験や、粉末消火器の使用により周囲が煙で見えなくなる状況を体験するなど、稼働中のビルでは実施できない訓練を行いました。また、ビルに設置されている消防設備等を実際に使用しながら、災害が発生した際の機器操作や初期対応訓練を実施しました。
訓練概要
■日時: | 2016年4月14日(木)13:30~15:30 | |
■場所: | 第28興和ビル(東京都品川区西五反田二丁目20-1) | |
■動員: | 約100名(当社が運営管理するビル入居者、地元町会、品川消防署等) | |
■内容: | 空きビルを使用し、実際に近い状況での対応訓練、備蓄品展示 | |
① | 消火器実放訓練 | |
消火器の使用法と使用時の注意指導及び事務室内で消火器放出訓練 | ||
② | 煙内避難訓練 | |
事務室内を煙で満たし、視界が十分に確保できない状況下における避難階段までの避難訓練 | ||
③ | エレベーター閉じ込め救出体験 | |
エレベーターが非常停止した状況を再現し、救助の求め方や救助の一連の流れの体験 | ||
④ | 起震車体験 | |
地震発生時の安全確保方法を、起震車で再現された揺れの中で訓練 | ||
⑤ | 屋内消火栓放水訓練 | |
屋内消火栓を使用し、放水体験や器具の扱い方の訓練 |