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新日鉄興和不動産とパーク24がパーク24新本社及びサービス提供拠点の建設予定地として事業用定期借地権設定で合意
品川区の「大街区化促進に向けてのプラン」を活用した第1号案件として西五反田二丁目で事業化
2016.03.31
新日鉄興和不動産株式会社とパーク24株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西川光一)は、新日鉄興和不動産が保有する西五反田二丁目の敷地にパーク24新本社及びサービス提供拠点の建設予定地として、事業用定期借地権(借地期間49年11カ月)を設定することで2016年3月31日に合意いたしました。
品川区の「大街区化促進に向けてのプラン」を活用した第1号案件
本計画地はJR「五反田」駅に近接し、国道1号線(桜田通り)と目黒川に面した場所に位置しています。同地には現在、新日鉄興和不動産が「第28興和ビル」と「五反田Kビル」の2棟のビルを保有しており、両ビルに挟まれる形で区道が通っています(図1)。今回、新日鉄興和不動産は、品川区が2014年7月に発表した西五反田二丁目地区で進める「大街区化促進に向けてのプラン」を活用し、品川区との協議を重ね、道路の拡幅及び歩道確保のための区道の付け替えを行います。これにより敷地の一体化が図られ、より高度利用を可能とする街区の創出を実現します(図2)。
「大街区化促進に向けてのプラン」を活用するに当たって提案した地域貢献策に賛同いただいたパーク24をパートナーに迎え、本計画地に同社の新本社およびグループの様々なサービスを提供するビルを建設することとなりました。「大街区化促進に向けてのプラン」を活用した第1号案件となる本プロジェクトにおいて、新日鉄興和不動産は、パーク24が建設するビルのプロジェクトマネジメント業務を受託し、ビルの建設推進に加え、地域活性化に向けた取り組みをサポートしてまいります。
西五反田を創業の地とするパーク24が建設するビルには、建物周辺に歩道状空地を設けるほか、目黒川沿いの賑わいを拡充するため、建物内に目黒川沿いのパーキングメーターの代替施設として約100台の駐車場を整備する等、様々な形で地域社会へ貢献する計画となっています。
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【建物イメージ】 |
■敷地の概要 | |
所在地 | 東京都品川区西五反田二丁目20番、21番(住居表示) |
用途地域 | 商業、防火地域 |
容積率 | 800%、700% |
敷地面積 | 約1,785㎡ |
所有者 | みずほ信託銀行株式会社(受益権者:新日鉄興和不動産株式会社) |
■予定建物概要 | |
建物規模 | 地下2階、地上13階、搭屋1階 |
延床面積 | 約17,000㎡ |
建物竣工 | 2019年春~夏(予定) |
設計 | 株式会社日本設計 |
施工者 | 未定 |
事業主 | パーク24株式会社 |