Loading

環境への取り組み

都市と環境をつなぐことで持続可能な都市の実現に貢献します。
そのような取り組みが時代に求められています。

日本のオフィスや家庭から排出されるCO2は増え続けています。総量は産業部門に匹敵するほど。都市の環境や生物多様性を回復することは、都市の持続性を高める上で急務の課題です。これまで、私たちは環境に配慮したプロジェクトを数多く実践してきました。都市の緑化をはじめ、環境共生住宅の開発、あえて建て替えずに時代の変化にあわせて建築物を大胆に改修するリノベーションなど、都市と環境をつなぐことで新たな価値を創造し、持続可能な都市の実現に貢献しています。

各事業における取り組み

赤坂インターシティ AIR

数々の先進技術で、地球環境に配慮しながら地域社会に貢献

地域冷暖房システム(DHC)とコージェネレーションシステムによる「エネルギーの面的利用」、太陽光発電システム及びLED照明等の各種施策による「省エネ効果」、電気使用量が一目でわかる「エネルギーの見える化」など、環境に配慮した様々な取り組みが行われています。

「赤坂・虎ノ門緑道構想」の起点を彩る約5,000㎡超の広大な緑地を整備。

都心でありながら緑化率50%以上を確保し、敷地の南東側に約5,000㎡超の広大な緑地を設けています。また、この緑地は総延長850mの「赤坂・虎ノ門緑道構想」の西側の玄関口に立地。緑道に美しく調和するように約200mの「グリーンアベニュー」を整備します。

敷地内に5000㎡にも及ぶ緑地を整備

総延長850mの「赤坂・虎ノ門緑道構想」

「DBJ Green Building 認証」のプラン認証(最高ランク Five Stars)を取得

「赤坂一丁目再開発」は「DBJ Green Building 認証」のプラン認証を取得しています。プラン認証は竣工前の物件について、その開発計画をもとに、環境性能やテナント利便性、オーナーや物件関係者が予定している取り組みなどを評価するものです。

八幡東田総合開発(北九州市八幡東区)

世界の「環境首都」北九州市で、エコシティをプロデュース。

明治34年(1901年)に官営八幡製鐵所第一高炉に火が入って以来、20世紀の日本の近代産業を支え、時代の先導役を担った福岡県北九州市。高度経済成長期の大気汚染や海洋汚染を克服し、今では、世界の「環境首都」を目指すに至っています。新日鉄興和不動産は、2003年に北九州市が策定した「八幡東田グリーンビレッジ構想」のもと、新日鐵住金グループ及び北九州市と連携し企業誘致や都市基盤整備を進めていた「八幡東田地区」を舞台に、高度な都市基盤と環境共生を両立させた次世代型の環境共生型都市を創造してきました。現在までに、自立分散・地産地消のエネルギーシステムの構築、グリーンITの整備、環境共生住宅の建設が実現するなど、産官学民連携によるエコシティの創造を推進しています。また、2010年4月、北九州市は国より「次世代エネルギー・社会システム実証地域事業」に全国4地域の一つとして選定され、「八幡東田地区」において「北九州スマートコミュニティ創造事業」が展開されています。

「街区まるごとCO2 20%削減事業」に選定

北九州市の「八幡東田総合開発地区」で、産官学民の協働による環境共生の街づくりに取り組んでいます。「リビオ東田ヴィルコート」は、この事業を象徴するマンションです。隣接する工場の発電設備を利用した天然ガスコージェネレーションシステムの活用、屋上での太陽光発電、カーシェアリングシステムの導入、風力と太陽光を利用したハイブリッド街灯の設置、街区の緑化----こうした環境共生にふさわしい取り組みを複合的に取り入れた結果、街区単位で30%強のCO2削減(次世代省エネルギー基準比)を実現しました。そして、全国初の環境省「街区まるごとCO2 20%削減事業」に選定されるとともに、新築マンションでは全国3例目となるCASBEE(建築物総合環境評価システム)「S」ランク(最高ランク)に認定されています。

リビオ東田ヴィルコート

省エネ・省CO2対策

地球温暖化が進み、環境問題が深刻化する現代では、企業の社会的責任として省エネ活動への取り組みが強く求められています。当社では、省エネルギー性能の高いビルの提供と併せて、稼働ビルで排出されるCO2を削減するため、高効率機器の導入、設備機器の運用方法・管理方法の見直しによる省エネルギー化などに取り組んでいます。

地域冷暖房システムの導入によるCO2排出量の削減

品川インターシティの地下に設置されている地域冷暖房施設(DHC)では、エネルギーの平準化と高効率化を図り、省エネルギー運転を目的とした電気ガス併用のベストミックス型が採用されています。品川インターシティでは同システムにより蒸気と冷水と一部温水の供給を受け、省エネルギーに貢献しています。

地域冷暖房施設系統図

コージェネレーションシステムの導入によるエネルギーの高効率化

赤坂インターシティでは、ガスから電気と熱を生み出し、その廃熱を地域冷暖房施設へ供給しています。
赤坂インターシティで消費する電力量は、年間約840万kW。その6割を東京電力、 残りの4割をガスコージェネレーションシステム(以下CGS)による自家発電でまかなっています。また、 CGSの発電によって発生する蒸気の熱は、アークヒルズへ供給され、さらにアークヒルズを経由して周辺のビルにも供給される仕組みとなっています。このようにCGSを導入して地域冷暖房施設との連携を図り、未利用エネルギーを有効活用することで、省エネルギーとCO2排出量の削減に寄与します。

コージェネレーションシステムと地域冷暖房施設

ダブルスキンシステムの導入による空調効率の向上

名古屋インターシティに採用しているダブルスキンシステムは、窓の外側をガラスで覆い温室空間とし、必要に応じてその空間内の自然換気を可能とすることで、執務室内の断熱性・冷暖房効果を高めています。執務空間側では内側サッシが開閉できる構造となっているため、中間期、夜間は外気取入れが可能であり、ダブルスキン内の清掃をしやすくしています。

ダブルスキンシステムの概念図

ダブルスキンシステムの設備写真

BEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)の導入

興和西麻布ビルでは、「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業費補助金(BEMS導入支援事業)」を利用して、 2006年度に高効率な熱源設備・照明設備への改修工事を実施しました。また、設備機器の適切な運転を実施していくために、エネルギー使用状況や各種設備機器の運転状況を一元的に把握・分析・管理できる「BEMS」を導入しました。その他当社の管理物件では「興和広尾ビル」、「興和住生築地ビル」においても同様のシステムを導入しております。

興和西麻布ビル

興和広尾ビル

興和住生築地ビル

設備改修による高効率機器の導入(高効率照明器具更新、空調設備更新)

1987年竣工の番町会館(延床面積:8,872 ㎡)を、2015 年に全面リニューアルしました。熱源設備の更新、専有空間のOAフロア化、さらにはトイレ、給湯室、EVホール、エントランスホールなどの共用部を改装し、建物全体をイメージアップ。機能性向上とともに環境性をも兼ね備え、競争力を有するオフィスビルへと変わりました。省エネをコンセプトに「高効率照明器具(LED化)」や「高効率熱源機器」などの設備機器を採用し、エネルギー削減を実現しています。

1988年竣工の興和二番町ビル(延床面積:7,043㎡)は、2013年に経年劣化に伴う専有室内空調設備改修、専有部照明設備更新(LED化)を行い、エネルギー使用量の削減を目指しました。また2015年リニューアル工事では、共用部照明器具更新(LED化)、共用廊下空調機新設と併せて、経年劣化に伴うトイレ・給湯室給排水配管更新、事務室内OA床更新、EV改修(耐震性、安全性向上)、新規貸付に伴うトイレ・給湯室及び基準階共用廊下・EVホール美装、各階セキュリティ増強を実施しました。

CO2排出量を最大64%削減。ハイブリット環境住宅「TERA(テラ)」の開発

「TERA」は、住まいから排出されるCO2の削減と居住空間の快適性の両立を目指した先進の戸建住宅モデルです。環境建築設計(パッシブ・エコ)と省エネルギー設備設計(アクティブ・エコ)という異なる手法を併用した、人にも環境にも優しいハイブリッド環境住宅。一般住宅と比べ、居住時のCO2排出量を最大64%削減できます。「さくらが丘アイザック日吉」(川崎市中原区・高津区)に、4戸を開発・分譲しています。

ハイブリッド環境住宅「TERA」

太陽光温水設備の設置による省エネ・CO2抑制

釜石市が震災後、エネルギー環境の向上を目的として採択した「釜石市環境未来都市構想」を踏まえ、釜石市リーディング事業推進室との連携のもと、全住戸対応の太陽熱温水設備を導入しています。本設備は、太陽熱によって温められた不凍液を各戸に循環させ、効率的に温水を供給することで、ガスエネルギーの消費を抑えCO2の排出量削減を図ります。
なお、本設備の導入に当たっては、再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業として、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会から釜石市が補助金を取得しています。

エネルギー使用量の実績

当社は省エネ法及び東京都環境確保条例に基づき、所有及び管理物件におけるエネルギー使用量の実績報告を行っています。
2014年度、省エネ法対象物件のエネルギー使用量は、25,567kl(原油換算)と、前年度比で4.3%減少しました。また、エネルギー使用量原単位(延床面積当たり)は0.03546kl(原油換算)/㎡・年で、前年度比で4.0%減少しました。
また、東京都環境確保条例に基づく、当社の「地球温暖化対策報告書」はこちらからご覧ください。

当社が管理する省エネ法対象ビルにおけるエネルギー使用量とエネルギー使用量原単位の推移

受賞・認証

CASBEE評価認証
  1. 芝浦ルネサイトタワー2008年度 建築評価認証Aランク
  2. 神田淡路町二丁目ビル2008年度 建築評価認証Aランク
  3. リビオ東田ヴィルコート2009年度 建築評価認証Sランク
  4. 品川インターシティ2013年度 不動産評価認証Sランク
  5. 名古屋インターシティ2013年度 不動産評価認証Sランク
  6. 興和住生築地ビル2014年度 不動産評価認証Sランク
  7. 興和一橋ビル2014年度 不動産評価認証Aランク
  8. 興和西新橋ビル2014年度 不動産評価認証Aランク
  9. 第29興和ビル別館含む)2014年度 不動産評価認証Aランク
  10. 興和西麻布ビル2014年度 不動産評価認証Aランク
  11. 新日鉄興和不動産本社ビル2014年度 不動産評価認証Aランク
  12. 興和二番町ビル2014年度 不動産評価認証Aランク
  13. 番町会館2015年度 不動産評価認証Sランク
  14. 興和広尾ビル2015年度 不動産評価認証Aランク
  15. 神田淡路町二丁目ビル2015年度 不動産評価認証Aランク

「リビオ東田ヴィルコート」は、新築マンションとして全国で3例目となる「Sランク」の認証(建築評価認証)を取得しました。またオフィスビルとしては、「品川インターシティ」、「名古屋インターシティ」および「番町会館」において、環境性能評価項目である「エネルギー・温暖化ガス」、「水」、「資源利用/安全」、「生物多様性/敷地」、「屋内環境」の5項目についていずれも高い評価を受け、最高評価となる「Sランク」の認証(不動産評価認証)を取得しました。

※CASBEE評価認証とは、建築物を環境性能で評価し格付けする手法です。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用による環境配慮、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。

DBJ Green Building認証

「品川インターシティ」は、「DBJ Green Building認証制度」 において、最高ランクである「5つ星/five stars」の評価を受けています。エネルギーの見える化や啓発活動を実施するなど、テナント(ステークホルダー)との省エネ意識の共有に積極的に取り組んでいること、品川駅港南口周辺インフラ整備などの周辺環境の価値向上に貢献する取り組みがなされていることが評価のポイントになりました。

※「DBJ Green Building認証」とは、環境・社会への配慮がなされた不動産支援のために、DBJが創設した認証制度です。対象不動産の環境性能に加え、防災やコミュニティへの配慮等を含む様々なステークホルダーへの対応を含めた総合的な評価に基づき、社会・経済に求められる不動産を評価・認証しています。

関東地区電気使用合理化委員会委員長表彰

「興和住生築地ビル」は、計画的な省エネ改修工事や、エネルギー管理の運用体制など電気の有効利用に貢献する取り組みが評価され、「関東地区電気使用合理化委員会委員長表彰」において平成24年度から平成26年度まで3年連続で最優秀賞を受賞しました。

※本表彰制度は、電力の有効利用の推進や負荷率改善等、電気使用の合理化に顕著な成果を収めた工場・事業場および個人の功績をたたえ、広く社会に紹介することにより、合理的な電気使用の意識の高揚を図ることを目的に、関東地区電気合理化委員会が実施するものです。

興和住生築地ビル

トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)認定
  1. 赤坂インターシティ平成23年度 トップレベル事業所認定
  2. 品川インターシティ平成27年度 準トップレベル事業所認定

「赤坂インターシティ」「品川インターシティ」は、CO2削減に貢献する積極的な設備改修や、エネルギー管理の運用体制などが評価され、東京都環境確保条例におけるトップレベル事業所、準トップレベル事業所にそれぞれ認定されております。

※「トップレベル事業所(優良特定地球温暖化対策事業所)」とは、地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所を東京都が認定するものです。

左:赤坂インターシティ
右:品川インターシティ

エネルギーの見える化

地球温暖化が進み、環境問題が深刻化する現代では、企業の社会的責任として省エネ活動への取り組みが強く求められています。当社では、省エネルギー性能の高いビルの提供と併せて、稼働ビルで排出されるCO2を削減するため、高効率機器の導入、設備機器の運用方法・管理方法の見直しによる省エネルギー化などに取り組んでいます。

WEBによるエネルギーの見える化システム

省エネルギー対策は、計画(Plan)実行(Do)分析(Check)対策(Action)のPDCAサイクルに基づいて継続的に改善する必要がありますが、そのためにはまずエネルギーの使用量を適確に把握することが必要不可欠です。新日鉄興和不動産が保有・管理するオフィスビルでは、WEBを使用したエネルギー使用量の見える化システム「@エナジー」を導入しています。テナント様はインターネットを通じてエネルギーの使用量やCO2排出量をいつでも簡単に確認できるほか、過去の実績データの閲覧や出力も可能です。さらに「品川インターシティ」「赤坂インターシティ」「名古屋インターシティ」では、30分毎にリアルタイムで電力使用量のモニタリングができるシステム「@エナジーLusso」を導入。テナント様のより高度で機動的な省エネ活動をバックアップします。

@エナジーの月次エネルギー使用量実績

@エナジーLussoの日次エネルギー使用量の推移

MEMS(マンション・エネルギー・マネジメント・システム)の導入

当社が開発した足立区扇の『ハミングテラス』(総戸数102戸)、豊島区北大塚の『ハイコート大塚レジデンス』(総戸数42戸)の2物件が、経済産業省が推進する「スマートマンション導入加速化推進事業」における補助対象事業として採択されました。
「スマートマンション導入加速化推進事業」は、エネルギー使用の効率化および電力需要の抑制によって無理なく節電を図れる集合住宅(スマートマンション)の普及」を目指すためのものです。

ハミングテラス

ハイコート大塚レジデンス

新日鐵住金本社におけるグリーンオフィス・プロジェクトの推進

新日鐵住金の本社移転に際し、ファシリティマネジメント(FM)コンサルティングを行いました。改正省エネ法を見据え、さまざまなCO2排出抑制施策の導入を目指したグリーンオフィス・プロジェクトを推進しました。例えば、オフィスでのエネルギー消費の「見える化」にいち早く取り組み、テナント用監視盤を設置しています。テナント単位でリアルタイムにエネルギー消費量をモニタリングできるシステムは、業界に先駆けた開発・導入でした。

都市の緑化

1952年の創業以来、緑化の推進に努めてきました。オフィスは街並みと美しく融合し、自然環境に配慮したものであるべきと考えています。人々が快適に働ける環境をつくるために、オフィス空間の充実はもちろん、緑を積極的に取り入れたビルづくりに取り組んでいます。

ヒートアイランド対策を考慮した緑化への取組み

受賞・認証

生物多様性保全につながる企業のみどり100選

生物多様性の保全には、幅広い分野やレベルでの取り組みが必要とされますが、身近な場所での生態系の確保も重要です。財団法人都市緑化基金主催の「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」は、地球環境を視野に入れ、足元から取り組む生物多様性保全活動の推進を目的としています。 2010年5月、「赤坂インターシティ / ホーマット バイカウント」は、企業が取り組む身近な緑の保全・創出・活用の優良な事例として、「みどり100選」の一つに認定されました。また、この街づくりでは、都心にあって、緑豊かな環境を享受できることも大きなテーマでした。そこで、敷地内に既存斜面緑地を残し、池とせせらぎからなる水景をつくり出しました。その潤いある景観は地域に開かれ、憩いの場として親しまれるようになっています。

赤坂インターシティ

2013年SEGES「都市のオアシス」認定

公益財団法人都市緑化機構が実施・運営する『2013都市のオアシス』に認定されました。これは、民間事業者が都市環境への貢献を目的に整備・管理する優良な緑地空間を「都市のオアシス」として同機構が認定する制度です。「都市のオアシス」は、猛暑と都市の過密が引き起こすヒートアイランド現象等による都市環境の悪化をやわらげ、さらに都市に生きる人々に安らぎと憩いを提供する「緑地の重要性」に対する理解促進を図ることを目的としています。

赤坂インターシティ

港区みどりの街づくり賞
  1. 赤坂インターシティ2007年度港区みどりの街づくり賞受賞
  2. 芝浦ルネサイト2010年度港区みどりの街づくり賞受賞

「芝浦ルネサイト」は大学・オフィスビル・ビジネスホテルからなる3つの街区を一体的に計画・整備することで、臨海部の広大な空間スケールに呼応した連続性が感じられる緑地を形成しております。また、竣工当初から大きな樹木を数多く植栽することにより「完成された都市の森」を創出している点などが評価され、2010年度 港区みどりの街づくり賞を受賞しました。

※「港区みどりの街づくり賞」は、港区が区内緑化の一層の推進を図ることを目的に2004年に制定したもので、民間建築物の緑化施設の中から特に優れたものを表彰する制度です。

芝浦ルネサイトタワー

循環型社会への取り組み

循環型社会の形成は近年ますます重要な課題となっています。オフィスビルから排出される廃棄物の削減や、リサイクルの推進、タイルカーペットやトイレットペーパーなどに再利用品を使用するなど、様々な省資源への取り組みを通して循環型社会の形成を目指します。

オフィスビルにおける廃棄物の削減・リサイクル

オフィスから出るごみは、OA紙や雑誌・新聞などの紙ごみ、弁当容器などの廃プラスチック、空き缶やペットボトルなどの飲料容器などさまざまです。これらの廃棄物を正確に分別し、リサイクル可能なものをリサイクルしていくことで、持続可能な都市の実現に貢献していきます。また、当社が排出する廃棄物が契約書通り適正に処理されているか、契約先の廃棄物処理場を定期的に査察し、適正処理の確認と不法投棄等の防止に努めています。2015年には、当社の都内主要管理ビル10棟においてリサイクル率62.9%を達成いたしました。

また、オフィスビルの入居者様向けに、3Rの取り組みや廃棄物の分別ルールをわかりやすく解説した『リサイクルガイド』を作成、配布し、リサイクルの啓発を行っています。

本社ビルゼロエミッションの達成

新日鉄興和不動産本社ビルでは、廃棄物についてリサイクル化を推進しています。その結果、2015年6月より排出される廃棄物を100%リサイクルする仕組みを構築し、ゼロエミッションを達成しました。社内啓蒙活動を通し、社員による廃棄物の分別を推進、建物管理を委託している興和不動産ファシリティーズ㈱(当社100%子会社)との連携による廃棄物回収フローの構築、そして、廃棄物処理方法の見直しを図ることでリサイクル率100%を実現しました。

廃棄物処理方法見直し

分別サインの見直し

100%再生紙トイレットペーパー、ペーパータオルの利用

弊社は循環型社会の浸透による時流から、オフィスビルで排出されるOA紙を再生紙の トイレットペーパー及びペーパータオルに循環させる「リサイクル・ループシステム」に貢献しております。 また、再生紙のトイレットペーパー及びペーパータオルを自社管理のビルで積極的に使用することで、環境負荷低減に取り組んでおります。

リサイクルタイルカーペットの採用

第35興和ビル、日鐵木挽ビルではエントランスホールなどの共用部にリサイクルタイルカーペットを採用。使用済み廃タイルカーペットの裏面部を削り出し、塩ビ粉をシート化したリサイクルタイルカーペットは、従来品と比べて18%のCO2削減になり、地球環境に貢献します。

第35興和ビル

EVホールカーボンオフセット証明書

有害物質の抑制(アスベスト対応、PCB対応)

アスベスト含有吹付け材の使用が確認されたビルについては、テナントの皆さまに対し使用状況の説明を行うと共に、改修工事の実施、定期的な点検・空気環境濃度測定を継続し、徹底したアスベストの管理を行っております。
また、保有する各ビルで使用したPCB入りの電気機器(トランス、コンデンサ、安定器)については、建物から取り外した後、指定されたビルのPCB保管室に集約管理を行い、処分を進めています。

受賞・認証

2015年度 港区ごみ減量優良事業者等の表彰

新日鉄興和不動産 本社ビル

当社は、環境に配慮したエコロジーカンパニーを目標にリサイクル率向上に向けた各種取り組みを実施しています。本社ビルにおいてはその取り組みが高く評価され「港区ごみ減量優良事業者」として港区より表彰されました。

今後、本社ビルでのノウハウを活用し、首都圏の管理ビルを中心に廃棄物の排出量削減及びリサイクル率の向上に取り組んでいきます。

興和住生築地ビル

※「港区ごみ減量優良事業者等表彰制度」
事業系廃棄物の減量とリサイクルの一層の推進を図るため、模範的な取り組みにより、高いリサイクル率を達成するなどの顕著な実績をあげている事業者等を表彰する制度です。

環境意識啓発

環境問題を解決するには、地域住民や入居テナントの皆様との協同が不可欠です。当社は、「赤坂青山清掃活動」などに積極的に参加し、地域の環境美化に努めています。また、入居テナント様に少しでも環境問題に対する意識を高めていただくために、オフィス街での打ち水イベントの実施や各オフィスビルにおける環境啓蒙ポスターの掲示などにも積極的に取り組んでおります。

赤坂青山清掃活動(港区より「赤坂青山美しい街・マナーのまち」特別賞受賞)

本社が所在する東京・青山において、港区が推進している「赤坂青山 美しいまち・マナーのまち」キャンペーンに全社的活動として参加。駅周辺の清掃活動、放置自転車・バイクへの警告札の貼り付けなどを通して、街の美化に貢献します。

霞テラス打ち水の会

「霞が関コモンゲート」が所在する霞が関三丁目南地区では、地域活動の一環として、行政機関および民間企業の有志団体が「霞テラス打ち水の会実行委員会」を結成し、当地区の中央に位置する広場「霞テラス」において、2010年より毎年、打ち水を実施しています。当地区内の勤務者や保育室の子供たち、近隣の方々が参加しています。
打ち水には、消費期限切れの非常用備蓄飲料水を使用する等環境にも配慮し、涼を取る日本の伝統的な手法である「打ち水」を官民が一体となって行うことで、都心のヒートアイランド緩和や節電に関する意識向上を図るとともに、地域貢献の場を創出しています。

環境啓蒙ポスター

環境啓蒙ポスターを制作し、オフィスビルのエントランスホールなどに掲示しております。その一例をご紹介します。

2015年度 夏版

2015年度 冬版

2016年度 春版

2016年度 夏版

2016年度 冬版