CROSSTALK
座談会
ゼロからイチを生み出していくフィールドで、
視野を広く、泥臭く、熱意を持って働く人たちに出会った。
  • R.A. 早稲田大学 商学部
  • Y.T. 上智大学 法学部
  • M.T. 慶應義塾大学 文学部
#01

沢山の人を巻き込みながら
目標を達成していく
働き方がしたかった。

  • ― 皆さんがデベロッパーを志望した理由を教えてください。

  • M.T.

    私は転勤族で、幼い頃から転居を重ね、さまざまな街や住まいを見ていくうちに、「空間づくりに携わりたい」という想いが芽生えていったんです。加えて、学生時代にはダンスサークルなどに所属して、皆で一緒に作品をつくり上げていくことに充実感を感じていましたので、「価値観の異なる人と協働し一丸となって目標を達成していくような働き方がしたい」と考えて、デベロッパーを志望しました。

  • R.A.

    私がデベロッパーを志したのは、父が建設業を営んでいる関係で、幼少期から「暮らしや住まい」に関心を持っていたから。また、これまでの人生を振り返っても、リーダー的なポジションに就き、チームをまとめてたこともあり、「リーダーシップを発揮しながら働けて、人々の価値観や生き方にプラスの影響を及ぼすきっかけを提供できる業界に入りたい」と思ったのが理由でしたね。

  • Y.T.

    私も小中高と部活のキャプテンを務めたり、生徒会長をやったりと、リーダーとしての経験を積んでいました。ですから、「自分から発信し沢山の人を巻き込んでいけること」「人々を笑顔にできる場づくりに携われること」を軸にして業界研究を行いました。そんな私がデベロッパーに強く惹かれるようになったのは、日鉄興和不動産の1Dayインターンシップが一つのきっかけです。街づくり体感ワークをした際に、「デベロッパーの仕事は決まった答えのないものだから、皆さんが出した結論が答えになるかもしれない」と聞き、「正解のない仕事は面白そうだ」と思ったんです。

  • ― その後に参加した5Daysインターンシップの就業体験はどのような内容でしたか?

  • R.A.

    住宅事業本部の用地部で、土地の仲介業者さんや地主さんと密にコミュニケーションを取りながら関係を構築し、用地を仕入れていくという一連の業務を勉強させてもらいました。

  • Y.T.

    私が配属されたのもR.A.君と同じ用地部です。オンラインではあったものの、社員さんの仕事を2日間、目の前で見せていただいて、会議などにも同席し、他社ではなかなか経験できないインターンシップだったと思います。

  • M.T.

    私は営業推進本部で企業の不動産コンサルティングを体験しました。この仕事は、法人顧客が保有する土地の有効活用や不動産の建替え提案などをするもので。私も、実在する企業の遊休地をどのように活用していくべきかを考える課題に取り組みました。

#02

年次関係なく意見が言える、
自分から手を挙げて
活躍ができる風土。

  • ― 用地の取得やコンサルティングは、ものづくりの起点にあって、ゼロをイチにしていく仕事ですが、体験を通じてどんなことを感じましたか?

  • Y.T.

    デベロッパーに対しては華やかな業界というイメージを持っていましたが、用地の仕事は地道で泥臭いもので。「“千三つ”という言葉もあるように、千の土地があっても三つほどしか案件につながるものはない。だからこそ数当たることが重要だ」と仰って、社員さんは日々数多くの会議や電話をされていました。また、業務後にはオンライン懇親会があったんですが、社員さんは「このあと仕事があるから」とお酒を飲まずにぎりぎりまで懇親した後途中で退出して行かれて…。非常に熱心に仕事と向き合っている姿がカッコいいな、と。憧れの感情を抱きました。

  • M.T.

    私は、社員の方がコンサルティングをする際の分析力や視野の広さに衝撃を受けました。ヒアリングを通じて企業のニーズを把握するだけでなく、多岐にわたるデータを組み合わせ、仮説を立てながら、お客様の潜在ニーズを掘り下げて分析されていましたし、周辺地域にも視野を広げて、エリアに不足しているものなども総合的に勘案し、最適な提案につなげていたからです。

  • R.A.

    実は、私についてくれた社員さんは用地の取得だけでなく、マンションの商品企画も手がけている方だったんです。商品企画は本来、別の部署の役割なのですが、その社員さんは自ら手を挙げてそちらの仕事も兼務。独創的な技術を持っている企業も招き入れながら、マンション開発の全工程に携わっていらっしゃる。そのバイタリティが本当に凄いな、と。私は同業界他社のインターンシップにも参加していましたが、日鉄興和不動産ほど意欲のある社員を信頼し、仕事を一任している会社はないんじゃないか、と感じました。

  • M.T.

    確かに。私が配属された営業推進本部でも、若手社員の方たちが案件の主担当として仕事を任されているのが印象的でした。

  • Y.T.

    ミーティングでも年次関係なくフラットに意見を出し合っていて。若手の人の考えを積極的に取り入れている点も日鉄興和不動産らしさかな、という気がします。

  • R.A.

    若手の活躍と言えば、この会社では当時5年目の社員さんが中心となって『リビオ』のリブランディング戦略を練っていた。5年目の4人を中心に、外部企業とタッグを組みながらブランディングを見つめなおすというのも、他ではなかなかないことで。“自分たちの手”で自社ブランドの認知度を高めていこうという行為にも、情熱や気概が表れていますよね。

  • ― オンラインでの九州の街づくり体感ワークで得たものを聞かせてください。

  • Y.T.

    東京とはまた違う“面”の開発を学ぶことができました。たとえば住宅地を構成する戸建て群は、各々住戸の外観が異なりつつも統一感のある雰囲気で。桜並木などの自然環境を巧みに活かした街づくりが印象に残りました。

  • R.A.

    その他、収益の少ない駐車場などもしっかりと整備しているところから、会社としての利益より、そこに住む人々の暮らしを優先するというスタンスを感じ取ることもできました。

  • M.T.

    私は、地域の人と一緒にお祭りを開催したり、戸建ての並ぶ住宅地で管理費を徴収したりといった取り組みが心に残っています。マンションなら管理費があるのは普通ですが、戸建て住宅では稀有な例。管理費を集めているのは「住民の皆さんが愛している街並みを永続的に維持するためである」と聞き、人の暮らしや地域のことを本気で考えていなければ、思い付かない仕組みだろうな、と。日鉄興和不動産の理念を実感しましたね。

#03

目的意識を持って貪欲に、
知りたいことを得にいこう!

  • ― 5Daysインターンシップの最大の収穫は何だったと思いますか?

  • R.A.

    実務を通じて、デベロッパーとしての働き方や社員さんの街づくりに対する姿勢を深く理解できたことですね。就職活動は「企業や業界への知識を付ければそれで済む」というものではなく、実務から得た知識や考え方を自分のなかに落とし込み、自分自身の価値観や生き方と照らし合わせることが大事。5Daysインターンシップではそれができ、日鉄興和不動産で働く自分の姿を鮮明にイメージできるようになったのが、非常に大きな収穫でした。

  • Y.T.

    全く同感です。就職活動が本格化する少し前のタイミングで、「自分は本当にデベロッパー業界で働けるのか。働きたいのか。」を確認できる機会というのは貴重なもので。私が迷いなく日鉄興和不動産を第一志望にできたのも、インターンシップのおかげだと思います。

  • M.T.

    私もお二方と同様に、インターンシップを通じて日鉄興和不動産の理念や働き方を体感できたからこそ、会社のなかで活かせる“自分らしさ”を発見できたのだと考えています。

  • ― これからインターンシップに参加する学生の皆さんにメッセージをお願いします。

  • R.A.

    参加にあたっては、目的意識を持って主体的に情報を取りに行くことをおすすめしたいですね。社員さんの話を聞くだけでも十分な情報が得られるとは思いますが、私自身は分からないことがあったとき、自分なりに立てた仮説を社員さんにぶつけることで、理解を深められたので。

  • Y.T.

    就業体験のときはもちろん、九州のオンラインフィールドワークでも質問時間が十分に用意されていますし。日鉄興和不動産の社員さんはとても気さくで温かい人柄なので、気になることや、知りたいことを積極的に質問していってほしいですね。

  • R.A.

    私が知り合った社員さんは、「自分たちがインターンシップに参加したときに先輩の恩恵を受けたから、それ以上のものを後輩に与えていきたい」とも言ってくれていて。本当に面倒見が良く、後輩への愛にあふれた方たちだったため、臆することなく話ができました。

  • M.T.

    懇親会でも予定時間を延長し、いろいろな相談に乗ってくれましたよね。「私がどういうところに就職すれば一番輝けるか」を考えてくださったりもして。この会社の社員さんは、人生の先輩としても頼りになる方たちだと思います。