INTERVIEW 過去参加者の今だから言えるホンネINTERVIEW

インタビュー者名前
秋山 慶多
東京外国語大学
言語文化学部

人と関わり、人のためになるものを。
漠然と抱いていた想いが、5日間で確信に。

大きなものづくりのベースには、
地道な作業の積み重ねがあるんだな。

――日鉄興和不動産のインターンシップに参加した動機を聞かせてください。

僕は大学でカンボジア語を学んできたのですが、就職に際しては語学を活かす方向には心が向かず。新たな道を探ろうと、金融やIT、ベンチャー系の企業など、気になった業界のインターンシップに手当たり次第挑戦していきました。 そんななか、日鉄興和不動産の「街づくり体感」という言葉が目に留まり、これは面白そうだな、と。僕はSimCityという都市シュミレーションゲームが大好きだったので(笑)。 

――そして迎えた東京での就業体験。配属先はどの部署でした?

僕がお世話になったのはマンションの用地取得を行っている住宅事業本部の用地部です。社員の方と2日間行動をともにしながら、取得予定地周辺の特性を確認していく工程などを勉強させていただきました。そのとき、現地調査で訪ねたのは常磐線沿線にある駅そばの地区。 事前に分析されていたエリアデータを踏まえつつ、書面に記されている内容が正しいかどうかをチェックしていったのですが、デベロッパーの仕事というのは思った以上に地道な一面があって。社員さんが役所へ出向き、「これから買おうとしている土地の所有権や境界線は明確か」 「隣地の建物等が越境していないかどうか」といったことを一つひとつ慎重に確かめている様子から、大きなものづくりのベースには、丹念な作業の積み重ねがあるのだということを学びました。

その街に住む人の声に触れ、
地域に寄り添う街づくりのやりがいを実感できた。

――そのほかに体験した仕事はありますか?

当該の用地に建てるマンションについて、坪当たりの販売価格を設定する仕事も体験させてもらいました。周辺地域にある他のマンションの値段を参考にしながら、今後の価格変動予測を立て、自ら売値を検討していくプロセスは非常に面白かったです。
また、こうした作業を通して知ったのは、土地の取得や建設費用、販売価格から建物のプランニングまで、案件全体の収支的なフレームをつくるのも用地部の役割だったということです。僕たち就活生はとかく、建物を形にしていく部署のほうに憧れを抱きがちですが、 全体を構想するという意味においては用地部の仕事もスケールが大きくて、挑みがいのあるものだったんです。

――北九州で街づくり見学をした感想は?

八幡東田地区では、水素のエネルギー利用をはじめ、先進的な環境都市が驚くようなスケールで形成されているのを直に見て、夢のある街づくりだな、と。こういう街が他の自治体にもできていけば、地方の課題の解決策になるのではないかと感じました。
あと、これは夕食をいただいたお店での話。僕たちが日鉄興和から来たと知った女将さんが「この街は日本製鉄さんのおかげで成り立っている街で。本当にいい街なんですよ」と話し掛けてきてくれて。ここに暮らす人々と会社との結びつきの深さを実感。地域に寄り添い、 地域のために街づくりをするというのは、やりがいのあることだなと思いました。

まわりとは異なる道へ進むけど、この選択に迷いはない。

――5日間の体験から得た、一番の収穫は何だと思いますか?

自分がやりたいのは、「人と関わりながら、人のためになるものづくりをすることだ」という確信が持てたことですね。こうした想いは、就職活動を始める前から自分のなかにはありました。しかし、「人と関わる」というだけでは動機として弱い気もするし、 価値観を共有できる会社があるかどうかも疑問だったので、就活の軸をどうするか、考えあぐねていたんです。
そこで、まずは間口を広げ、多様な業界を見ていたわけですが。日鉄興和不動産のインターンシップに参加したことにより、地域住民の方たちやゼネコン、不動産仲介業者など、さまざまな人と接して会話を重ね、信頼関係を構築しながら物事を調整し、 進めていくというデベロッパーの業務に魅力を感じ、自分の掲げていた軸に自信を持つことができました。

――秋山さんがデベロッパーに就職すると言ったら、
外語大のお仲間はどんな反応をしていました?

同じ学部の友人たちはメーカーや商社に就職するケースが大半で、そもそもデベロッパーという業界自体も知らない人が多かったです。学部内ではやはり、異色の就職先ではありますが、自分としては、日鉄興和不動産へ入る気持ちに迷いはないし、 就業体験や北九州でのふれあいからも、やりがいのある将来が待っているはずだと考えています。