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~日本初の「大学」「オフィス」「ホテル」連携による再開発プロジェクト~

オフィス棟「芝浦ルネサイトタワー」が竣工 利便性、防災、環境に配慮した先進オフィスビルが芝浦に誕生

2009.03.18

 当社、日本土地建物株式会社(東京都千代田区霞が関、代表取締役社長、中島 久彰)が港区芝浦三丁目にて開発を手がける「芝浦ルネサイトタワー」が竣工いたしましたのでお知らせします。


 「芝浦ルネサイトタワー」は、日本初の「大学」・「オフィス」・「ホテル」の3街区からなる複合開発地区「芝浦RENASITE(ルネサイト)」のオフィス棟として開発が行なわれ、地上19階・地下2階、延床面積 27,322㎡からなるオフィスビルです。 「芝浦ルネサイト」は、2009年4月に開学する学校法人芝浦工業大学(東京都江東区、学長、柘植 綾夫)の新学部となるデザイン工学部等のA街区、本日竣工の「芝浦ルネサイトタワー」のB街区、2008年10月に竣工した「ホテルグレイスリー田町」からなるC街区の3街区から構成される新しい街であり、「環境」「景観」「防災」という3つのポイントからなる「まちづくりガイドライン」に基づいて開発されました。今回の「芝浦ルネサイトタワー」に関しても、防災備蓄倉庫の完備や災害時用簡易トイレなど「防災」に基づいた機能を擁し、災害時の地域支援に対応可能な施設となります。

 

【芝浦ルネサイトタワー コンセプト】
■利便性  ~高度なニーズにも対応する1フロア300坪のオフィス空間~
 広さ約307坪、天井高2.8m。スペースを自由に仕切り、レイアウトがしやすいように無柱空間としたフロアはテナントの高度なニーズに柔軟に対応します。

 

■環境 ~緑に囲まれた憩いの都市空間~
 敷地の60%以上を公開空地とし、高さの異なる樹々を折り重ね、常緑樹、落葉樹を混植することによって、四季折々で表情を変える奥行き感のある「芝浦の杜」を創造。地域に潤いを与える緑がタワーの足元に彩りを加えます。

 

防災 ~災害対策による地域貢献~
 緊急地震速報システム、防災備蓄倉庫・災害時用簡易トイレなど災害時の備えとなる設備を完備することにより、災害時に地域に貢献できる街づくりを目指します。

  
芝浦ルネサイトタワー」CG画像 

 

【芝浦ルネサイトタワーの概要・主な特徴】
■エントランスホール
 天井高約6m。開放感あふれるエントランスホールは、ランドスケープと連続的にデザインしました。壁や床に用いた素材は天然石。エレベーターホールまで一体的に仕上げるとともに、地下1Fエントランスホールも同仕様で重厚感を演出しています。

 

■ランドスケープ
 敷地の60%以上を公開空地とし、高さの異なる樹々を折り重ね、常緑樹、落葉樹を混植することによって、四季折々で表情を変える奥行き感のある「芝浦の社」を創造。地域に潤いを与える緑がタワーの足元を彩ります。また憩いの場として穏やかな時間を過ごせるよう、天然石のスツールもレイアウトしています。

      

 

 

■制振・耐震性能

・Super CFT構造
 ロングスパンの安全性と両立のために、柱にSuper CFT構造を採用。銅管内部のコンクリートを充填したCFT柱に柱主筋を内蔵することにより柱部材の強度や変形性能を更に向上させることが可能。

 

・座屈補剛ブレース
 優れた伸び性能を有する低降伏点剛を座屈補剛ブレースの芯材として用い、地震エネルギー効率よく吸収。揺れを抑え、建物の変型も抑止。

 

・粘性型制振壁
高粘度の粘性体による抵抗力を利用した制振装置を採用。粘性体を充填した外部鋼板の中に、複数の内部鋼板を挿入することで複層をなす鋼板が地震だけでなく風などによる振動エネルギーも吸収。

    
耐震構造イメージ 

 

セキュリティシステム
・入退室管理を徹底するために、ICカードリーダーやパッシブセンサーを装備。またビル全体のセキュリティを確保するために、24時間有人による警備体制を整えるほか、施設内各所に24時間監視可能なITVカメラも設置。

 
■防災対策
・緊急地震速報「ユレキテル」
 地震の到来を予測する、戸田建設の緊急地震速報システム。地震発生と同時に全国の気象庁観測地点で速度の速いP波(初期微動)を感知。気象庁からの情報をデータセンターのユレキテルサーバーが受信し、各オフィスビルなどの所在地データと地盤状況を瞬時に照合。遅れてくるS波(主要動)の推定到来時間、推定震度を予測することで、万一の地震に素早い対応が可能。

 

・防災備蓄倉庫・災害時トイレ
 万一の震災時などにオフィスの在館者(約2000人を想定)が48時間避難生活を送ることができる水・食糧・防寒アイテムなどを地下2階の防災備蓄倉庫に完備。マンホール直結型の災害時用簡易トイレも5基用意することで地域の防災拠点として機能。

    
災害時トイレ 

 

・水害対策
 高潮や洪水時の人的、物的被害を最小限に食い止めるために、操作性に優れた電動式の防潮板を採用。

 

・電気供給
 災害時に変電所(本線)からの電気供給が停止した場合、別の変電所(予備線)からの供給が可能。さらに2系統とも寸断された場合には、非常用発電機が稼働し、ビルが必要とする最低限の機能を48時間維持。

 

■オフィス空間
・オフィススペース
 広さ約307坪、天井高2.8m。スペースを自由に仕切り、レイアウトがしやすいように無柱空間とした事務室。社長室などを想定したコーナー部にも柱を設けず、窓から豊かな自然光を採光。

   

オフィス空間平面図 

 

・フロアモジュール
 3.6m×3.6mのモジュールを採用し、照明、空調、設備プレートをモジュールに合わせて設置。多様レイアウトにフレキシブルに対応。

 


■主要テナント
・主要テナントとしては、住友電気工業株式会社様が東京本社として12フロア、約12,000㎡を賃借予定。

 

■芝浦ルネサイトタワー 概要  

     

 

名称   芝浦ルネサイトタワー 
所在地   東京都港区芝浦三丁目9番1号 
敷地面積   3,216.78㎡ 
建物規模   地上19階地下2階、S造(一部RC/SRC造) 
延床面積   27,322.07㎡ 
高さ   92.85m 
設計・管理     戸田建設株式会社一級建築士事務所・株式会社日建設計 設計共同企業体 
施工   戸田建設株式会社 
竣工   2009年3月 

 

【芝浦RENASITE(ルネサイト)】
■「大学」・「オフィス」・「ホテル」 3業態×産学連携による日本初の再開発プロジェクト
 本再開発プロジェクトは、2006年、芝浦工業大学の江東区豊洲キャンパスへの移転にともない計画され、芝浦工業大学、株式会社新日鉄都市開発、日本土地建物株式会社、阪急インベストメント・パートナーズ株式会社(大阪府大阪市中央区、代表取締役社長、杤尾 泰生)が共同で事業展開し、事業全体のコーディネートおよびA・B・C全街区の設計・施工を戸田建設株式会社(東京都中央区京橋、代表取締役社長、井上 舜三)が、B・C街区の設計については株式会社日建設計(東京都千代田区飯田橋、代表取締役社長、中村光男)が戸田建設と共同で行って参りました。
 また、芝浦工業大学が中心となって「まちづくり協議会」を組成し、大学・民間事業パートナーが連携して「大学」「オフィス」「ホテル」からなる街づくりを行なう日本でも初めての共同再開発計画として、3街区合わせた延床面積は約4万6千平方メートル、近年田町駅周辺の大規模再開発、大規模マンションの建設等で発展著しい芝浦地区に緑豊かな新たなランドマークが誕生することとなります。

 

■今後の展開
 2009年3月24日には、A街区である芝浦工業大学が竣工式典を開催いたします。また、「大学」「オフィス」「ホテル」の3街区からなる「芝浦ルネサイト」としては、2009年5月上旬に各街区共同で地域住民等も参加する街開きイベントを開催することとしています。「芝浦ルネサイト」全体の完成を祝うと同時に、産学連携の具現化など芝浦ルネサイトならではの取組み報告並びに周辺地域住民へのさらなる価値の提案と理解醸成に向けた活動を実施して参ります。

 

■アクセス
 JR山手線・京浜東北線「田町駅」より徒歩4分。都営三田線・浅草線「三田」駅より徒歩7分。新交通ゆりかもめ「芝浦ふ頭」駅より徒歩13分。